数学I|データの分析 ドリル第38回(総合復習)

注意事項

各問10点(答え4点・途中式または根拠6点)。答えだけでなく理由を書きましょう。解答に示す式と同値の表現も正解です。図形は文中の配置に従って補助図を描いてください。【発展】は行列の学習を深めたい人向けです。

問題

問題1|検定結果の読み方

標本100件の検定で、有意水準5%に対しp値が0.12でした。『帰無仮説が正しいと証明された』と言えますか。

問題2|分散・標準偏差

データ 5, 8, 11 の分散と標準偏差を求めなさい。

問題3|データの変換

データxの平均が7、分散が3です。\(y=2x+10\)の平均と分散を求めなさい。

問題4|相関係数の計算

共分散が21、xの標準偏差が14、yの標準偏差が3です。相関係数を求めなさい。

問題5|仮説検定の考え方

公平なコインを11回投げ、すべて表でした。公平と仮定したときの『すべて表またはすべて裏』の確率を求め、5%基準で公平さを疑うか判断しなさい。極端さはこの2事象で定義します。


解答・解説

解答1|検定結果の読み方

p値が有意水準を超えると帰無仮説を棄却しません。ただし、帰無仮説の正しさを証明したことにはなりません。

\[ \boxed{\text{言えない。帰無仮説を棄却する根拠が不足する}} \]

解答2|分散・標準偏差

平均は8。偏差は−3,0,3なので、平方の平均が2b²/3です。標準偏差はその平方根です。

\[ \boxed{s^2=6,\quad s=\frac{3\sqrt6}3} \]

解答3|データの変換

平均は同じ一次変換を受けます。偏差は(c+1)倍なので、分散は(c+1)²倍。平行移動は分散を変えません。

\[ \boxed{\bar y=24,\quad s_y^2=12} \]

解答4|相関係数の計算

r=共分散/(xの標準偏差×yの標準偏差)に代入します。

\[ \boxed{r=\frac12} \]

解答5|仮説検定の考え方

表だけでなく同程度に極端な裏だけの場合も含めます。この確率は5%未満なので、公平という仮定を疑う根拠になります。

\[ \boxed{p=\frac{1}{1024},\quad\text{公平さを疑う}} \]

復習記録

得点:____ / 50点 解き直す問題:____ 次回までに確認する公式・条件:____

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