数学B|統計的な推測 ドリル第26回(定着練習)
注意事項
各問10点(答え4点・途中式または根拠6点)。答えだけでなく理由を書きましょう。解答に示す式と同値の表現も正解です。図形は文中の配置に従って補助図を描いてください。【発展】は行列の学習を深めたい人向けです。
問題
問題1|標本サイズと精度
標本サイズを49倍にすると、母標準偏差が同じ場合に標本平均の標準誤差は何倍になりますか。
問題2|標本調査の偏り
全市民70000人の交通利用を調べるため、自家用車の駐車場だけで100人に聞きました。全市民への推測にどのような問題がありますか。
問題3|信頼区間の意味
同じ方法で標本81個から95%信頼区間を繰り返し作ります。「計算後の区間に、固定した母平均が95%の確率で入る」という解釈を訂正しなさい。
問題4|確率変数と確率分布
公平なコインを2回投げ、表の回数Xを考えます。Xの確率分布の式と、X=1の確率を求めなさい。
問題5|離散分布の期待値・分散
Xは0を確率\(\frac{1}{5}\)、10を確率\(\frac{4}{5}\)で取ります。E(X),V(X)を求めなさい。
解答・解説
解答1|標本サイズと精度
標準誤差はsigma/√nなので、nをa²倍すると1/a倍です。
\[
\boxed{\frac1{7}\text{倍}}
\]
解答2|標本調査の偏り
標本サイズが大きくても抽出方法に偏りがあると解消しません。母集団を代表するよう無作為抽出を設計する必要があります。
\[
\boxed{\text{車利用者が選ばれやすい選択の偏り}}
\]
解答3|信頼区間の意味
母平均は固定した未知の値、標本と区間が変動します。95%は区間を作る方法の長期的な被覆率を表します。
\[
\boxed{\text{繰り返した区間の約95%が真の母平均を含む}}
\]
解答4|確率変数と確率分布
表になる位置をk個選ぶ組合せに、各並びの確率(1/2)^aを掛けます。
\[
\boxed{P(X=k)=\binom{2}{k}2^{-2}\ (k=0,\ldots,2),\quad P(X=1)=\frac{1}{2}}
\]
解答5|離散分布の期待値・分散
E(X)=ΣxP(X=x)、E(X²)=a(a+b)。V(X)=E(X²)−E(X)²=abです。
\[
\boxed{E(X)=8,\quad V(X)=16}
\]
復習記録
得点:____ / 50点 解き直す問題:____ 次回までに確認する公式・条件:____