大学受験数学 全国模試 第064回

この回のテストポイント

取り組み方

60分・100点満点の分野横断演習です。各小問の途中式や判断の理由も書きなさい。全100回で50種類のテストポイントを繰り返し復習します。隣り合う回では5問ともテストポイントが変わります。

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問題

第1問 二次関数(20点)

\(f(x)=(x-8)^2-4\)、\(7\leq x\leq10\) とする。

  1. 最小値と、そのときの \(x\) を求めなさい。(10点)
  2. 最大値と、そのときの \(x\) を求めなさい。(10点)

第2問 三角比(20点)

三角形 \(ABC\) で \(\angle A=30^\circ\)、\(\angle B=45^\circ\)、\(BC=8\) とする。

  1. 外接円の半径 \(R\) を求めなさい。(10点)
  2. 辺 \(CA\) の長さを求めなさい。(10点)

第3問 統計的な推測(20点)

製品の平均重量が \(108\) gより小さくなったか調べる。母標準偏差は既知で6 g、母集団は正規分布とする。36個の独立な標本の平均は \(106\) gだった。帰無仮説は \(\mu=108\)、対立仮説は \(\mu<108\)。有意水準5%の下側片側検定の棄却域は \(Z<-1.645\) とする。

  1. 検定統計量 \(Z\) を求めなさい。(10点)
  2. 帰無仮説を棄却するか。平均重量について、この検定から言えることを書きなさい。(10点)

第4問 指数関数(20点)

\(4^x-(256+2)2^x+512=0\) を考える。

  1. \(t=2^x\) とおいて、\(t\) の値をすべて求めなさい。(10点)
  2. \(x\) の値をすべて求めなさい。(10点)

第5問 数列(20点)

\(a_1=9\)、\(a_{n+1}=2a_n-8\) とする。

  1. \(b_n=a_n-k\) とおく理由を説明し、\(b_n\) の一般項を求めなさい。(10点)
  2. \(a_5\) を求めなさい。(10点)

解答・解説

第1問 定義域付き最大・最小

軸 \(x=8\) は定義域内にあるので、頂点で最小になる。最大は軸から遠い方の端点でとる。左端では \(f(7)=-3\)、右端では \(f(10)=0\) となる。

  1. 答え
    \[ \boxed{x=8,\ \text{最小値}=-4} \]
  2. 答え
    \[ \boxed{x=10,\ \text{最大値}=0} \]

第2問 正弦定理と外接円

正弦定理より \(BC/\sin A=2R\)。\(\sin30^\circ=1/2\) なので \(R=8\)。さらに \(CA=2R\sin45^\circ\) を使う。

  1. 答え
    \[ \boxed{8} \]
  2. 答え
    \[ \boxed{8\sqrt{2}} \]

第3問 片側検定の棄却域と結論

帰無仮説の下で標本平均の標準偏差は \(6/\sqrt{36}=1\)。したがって \(Z=(106-108)/1=-2\)。これは棄却域に入るので、有意水準5%で平均が基準値より小さくなったと判断する。

  1. 答え
    \[ \boxed{-2} \]
  2. 答え
    \[ \boxed{\text{棄却する。平均重量が基準値より小さいと判断する}} \]

第4問 置換による指数方程式

\(t>0\) に注意し、\(t^2-(256+2)t+512=(t-2)(t-256)\) と因数分解する。2つの根はいずれも正。\(2^x=2\) または \(2^x=2^8\) に戻す。

  1. 答え
    \[ \boxed{t=2,\ 256} \]
  2. 答え
    \[ \boxed{x=1,\ 8} \]

第5問 漸化式の固定点と等比数列への変換

定数解 \(a_n=8\) を引くことで \(b_{n+1}=2b_n\)、\(b_1=1\) となる。この等比数列から \(b_n=2^{n-1}\)、\(a_n=8+2^{n-1}\)。

  1. 答え
    \[ \boxed{b_n=2^{n-1}\quad\text{固定点を引くと定数項が消える}} \]
  2. 答え
    \[ \boxed{24} \]