大学受験数学 全国模試 第054回
この回のテストポイント
- 第1問:定義域付き最大・最小(二次関数)
- 第2問:空間図形の高さと体積(三角比)
- 第3問:標本平均の分布と標準化(統計的な推測)
- 第4問:2曲線間の面積と上下関係(積分)
- 第5問:絶対値の軌跡と円の位置(複素数平面)
取り組み方
60分・100点満点の分野横断演習です。各小問の途中式や判断の理由も書きなさい。全100回で50種類のテストポイントを繰り返し復習します。隣り合う回では5問ともテストポイントが変わります。
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問題
第1問 二次関数(20点)
\(f(x)=(x-7)^2-4\)、\(6\leq x\leq9\) とする。
- 最小値と、そのときの \(x\) を求めなさい。(10点)
- 最大値と、そのときの \(x\) を求めなさい。(10点)
第2問 三角比(20点)
正四角錐の底面の一辺は \(14\)、頂点から底面の各頂点までの辺は \(7\sqrt{3}\) である。
- 四角錐の高さを求めなさい。(10点)
- 四角錐の体積を求めなさい。(10点)
第3問 統計的な推測(20点)
母平均 \(7\)、母標準偏差4の正規母集団から、独立に16個を抽出し、標本平均を \(\overline X\) とする。標準正規変数 \(Z\) について \(P(-1\leq Z\leq1)=0.6826\) を使ってよい。
- \(\overline X\) の期待値と標準偏差を求めなさい。(10点)
- \(P(6\leq\overline X\leq8)\) を求めなさい。(10点)
第4問 積分(20点)
放物線 \\(y=x^2\\) と直線 \(y=7x\) を考える。
- 2つの交点の \(x\) 座標を求めなさい。(10点)
- 2曲線で囲まれる部分の面積を求めなさい。(10点)
第5問 複素数平面(20点)
複素数 \(z\) は \(|z-(7+2i)|=3\) を満たす。
- この軌跡の中心を表す複素数と半径を答えなさい。(10点)
- この軌跡と直線 \(\operatorname{Re}(z)=k\) との交点を表す複素数をすべて求めなさい。(10点)
解答・解説
第1問 定義域付き最大・最小
軸 \(x=7\) は定義域内にあるので、頂点で最小になる。最大は軸から遠い方の端点でとる。左端では \(f(6)=-3\)、右端では \(f(9)=0\) となる。
- 答え
\[ \boxed{x=7,\ \text{最小値}=-4} \] - 答え
\[ \boxed{x=9,\ \text{最大値}=0} \]
第2問 空間図形の高さと体積
頂点の真下は正方形の中心。中心から底面の頂点までの距離は半対角線 \(7\sqrt{2}\) である。高さ \(h\) に対して \(h^2=147-98=49\)。体積は底面積×高さ÷3。
- 答え
\[ \boxed{7} \] - 答え
\[ \boxed{\frac{1372}{3}} \]
第3問 標本平均の分布と標準化
標本平均の期待値は母平均、標準偏差は \(\sigma/\sqrt n=4/4=1\)。\(Z=(\overline X-7)/1\) と標準化すると、指定区間は \(-1\leq Z\leq1\) に対応する。
- 答え
\[ \boxed{E(\overline X)=7,\ \text{標準偏差}=1} \] - 答え
\[ \boxed{0.6826} \]
第4問 2曲線間の面積と上下関係
\\(x^2=7x\\) より交点は \(x=0,7\)。その間では直線が上にあるので、面積は
。
- 答え
\[ \boxed{x=0,\ 7} \] - 答え
\[ \boxed{\frac{343}{6}} \]
第5問 絶対値の軌跡と円の位置
絶対値は複素数平面上の距離なので中心は \(7+2i\)、半径は3。\(z=7+yi\) を代入すると \(|(y-2)i|=3\)、すなわち \(y=5,-1\)。
- 答え
\[ \boxed{\text{中心}=7+2i,\ \text{半径}=3} \] - 答え
\[ \boxed{z=7+5i,\ 7-i} \]