大学受験数学 全国模試 第042回
この回のテストポイント
- 第1問:集合の包含関係と必要十分条件(集合と命題)
- 第2問:等距離条件から軌跡を導く(図形と方程式)
- 第3問:独立と排反を区別する(確率)
- 第4問:倍角公式と区間内の解(三角関数)
- 第5問:漸化式の固定点と等比数列への変換(数列)
取り組み方
60分・100点満点の分野横断演習です。各小問の途中式や判断の理由も書きなさい。全100回で50種類のテストポイントを繰り返し復習します。隣り合う回では5問ともテストポイントが変わります。
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問題
第1問 集合と命題(20点)
全体集合を \(U=\{1,2,\ldots,12\}\) とし、\(A=\{x\in U\mid x\leq9\}\)、\(B=\{x\in U\mid 6\leq x\leq7\}\) とする。
- 集合 \(A\cap\overline{B}\) の要素の個数を求めなさい。(10点)
- 条件「\(x\in A\)」は条件「\(x\in B\)」の必要条件・十分条件・必要十分条件・いずれでもない、のどれか答えなさい。(10点)
第2問 図形と方程式(20点)
点 \(A=(-6,0)\)、\(B=(6,0)\) から等距離にある点 \(P=(x,y)\) を考える。
- \(P\) の軌跡の方程式を求めなさい。(10点)
- さらに \(PA=\sqrt{45}\) を満たす \(P\) の座標をすべて求めなさい。(10点)
第3問 確率(20点)
1から \(36\) までの整数から1つを等確率で選ぶ。事象Aを「2の倍数」、Bを「3の倍数」とする。
- \(P(A),P(B),P(A\cap B)\) を求めなさい。(10点)
- AとBは独立か。また、排反か。理由も書きなさい。(10点)
第4問 三角関数(20点)
\(\theta\) の範囲を \(12\pi\leq\theta<14\pi\) とする。
- この範囲で \(\cos2\theta=0\) を満たす \(\theta\) をすべて求めなさい。(10点)
- 第1小問の解のうち、\(\sin\theta>0\) となるものをすべて選びなさい。(10点)
第5問 数列(20点)
\(a_1=7\)、\(a_{n+1}=2a_n-6\) とする。
- \(b_n=a_n-k\) とおく理由を説明し、\(b_n\) の一般項を求めなさい。(10点)
- \(a_5\) を求めなさい。(10点)
解答・解説
第1問 集合の包含関係と必要十分条件
\(B\subset A\) で、\(B\) の要素は2個。\(A\cap\overline B\) は \(A\) からこの2個を除いた集合である。\(x\in B\Rightarrow x\in A\) は成り立つが、例えば \(x=1\) では逆が成り立たない。
- 答え
\[ \boxed{7} \] - 答え
\[ \boxed{\text{必要条件}} \]
第2問 等距離条件から軌跡を導く
\(PA^2=PB^2\) を展開すると \((x+6)^2+y^2=(x-6)^2+y^2\) から \(24x=0\)。軌跡は垂直二等分線である。\(x=0\) を追加条件に代入すると \\(y^2=9\\)。
- 答え
\[ \boxed{x=0} \] - 答え
\[ \boxed{(0,3),\ (0,-3)} \]
第3問 独立と排反を区別する
2の倍数は \(18\) 個、3の倍数は \(12\) 個、両方に属する6の倍数は \(6\) 個。\(P(A\cap B)=P(A)P(B)\) なので独立。一方、共通する事象の確率が0でないので排反ではない。
- 答え
\[ \boxed{P(A)=\frac12,\ P(B)=\frac13,\ P(A\cap B)=\frac16} \] - 答え
\[ \boxed{\text{独立であり、排反ではない}} \]
第4問 倍角公式と区間内の解
\(\phi=\theta-12\pi\) とおけば \(0\leq\phi<2\pi\)。\(2\phi\) の範囲は \(0\leq2\phi<4\pi\) で、余弦が0になる位置を4つ拾う。正弦が正になるのは \(0<\phi<\pi\) である。
- 答え
\[ \boxed{\theta=\frac{49\pi}{4},\frac{51\pi}{4},\frac{53\pi}{4},\frac{55\pi}{4}} \] - 答え
\[ \boxed{\theta=\frac{49\pi}{4},\frac{51\pi}{4}} \]
第5問 漸化式の固定点と等比数列への変換
定数解 \(a_n=6\) を引くことで \(b_{n+1}=2b_n\)、\(b_1=1\) となる。この等比数列から \(b_n=2^{n-1}\)、\(a_n=6+2^{n-1}\)。
- 答え
\[ \boxed{b_n=2^{n-1}\quad\text{固定点を引くと定数項が消える}} \] - 答え
\[ \boxed{22} \]