大学受験数学 全国模試 第006回

この回のテストポイント

取り組み方

60分・100点満点の分野横断演習です。各小問の途中式や判断の理由も書きなさい。全100回で50種類のテストポイントを繰り返し復習します。隣り合う回では5問ともテストポイントが変わります。

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問題

第1問 二次方程式(20点)

\\(x^2-5x+4=0\\) の2つの解を \(\alpha,\beta\) とする。

  1. 解を直接求めずに \\(\alpha^2+\beta^2\\) を求めなさい。(10点)
  2. \(\frac1\alpha+\frac1\beta\) を求めなさい。(10点)

第2問 図形と方程式(20点)

点 \(A=(-2,0)\)、\(B=(2,0)\) から等距離にある点 \(P=(x,y)\) を考える。

  1. \(P\) の軌跡の方程式を求めなさい。(10点)
  2. さらに \(PA=\sqrt{13}\) を満たす \(P\) の座標をすべて求めなさい。(10点)

第3問 統計的な推測(20点)

製品の平均重量が \(102\) gより小さくなったか調べる。母標準偏差は既知で6 g、母集団は正規分布とする。36個の独立な標本の平均は \(100\) gだった。帰無仮説は \(\mu=102\)、対立仮説は \(\mu<102\)。有意水準5%の下側片側検定の棄却域は \(Z<-1.645\) とする。

  1. 検定統計量 \(Z\) を求めなさい。(10点)
  2. 帰無仮説を棄却するか。平均重量について、この検定から言えることを書きなさい。(10点)

第4問 微分(20点)

曲線 \(y=x^3\) 上の点 \(P=(2,8)\) を考える。

  1. 点 \(P\) における接線の傾きを求めなさい。(10点)
  2. この接線の方程式を求めなさい。(10点)

第5問 数列(20点)

初項 \(2\)、公比2の等比数列を \(\{a_n\}\) とする。

  1. 初項から第 \(n\) 項までの和 \(S_n\) を求めなさい。(10点)
  2. \(S_n=62\) となる \(n\) を求めなさい。(10点)

解答・解説

第1問 解と係数の関係による対称式

解と係数の関係より \(\alpha+\beta=5\)、\(\alpha\beta=4\)。平方の和は \((\alpha+\beta)^2-2\alpha\beta\)、逆数の和は \((\alpha+\beta)/(\alpha\beta)\) で求まる。積が0でないことも確認する。

  1. 答え
    \[ \boxed{17} \]
  2. 答え
    \[ \boxed{\frac{5}{4}} \]

第2問 等距離条件から軌跡を導く

\(PA^2=PB^2\) を展開すると \((x+2)^2+y^2=(x-2)^2+y^2\) から \(8x=0\)。軌跡は垂直二等分線である。\(x=0\) を追加条件に代入すると \\(y^2=9\\)。

  1. 答え
    \[ \boxed{x=0} \]
  2. 答え
    \[ \boxed{(0,3),\ (0,-3)} \]

第3問 片側検定の棄却域と結論

帰無仮説の下で標本平均の標準偏差は \(6/\sqrt{36}=1\)。したがって \(Z=(100-102)/1=-2\)。これは棄却域に入るので、有意水準5%で平均が基準値より小さくなったと判断する。

  1. 答え
    \[ \boxed{-2} \]
  2. 答え
    \[ \boxed{\text{棄却する。平均重量が基準値より小さいと判断する}} \]

第4問 微分係数と接線の方程式

導関数は \\(y&#x27;=3x^2\\) なので、接線の傾きは \(12\)。点と傾きから \(y-8=12(x-2)\) とおき、整理する。

  1. 答え
    \[ \boxed{12} \]
  2. 答え
    \[ \boxed{y=12x-16} \]

第5問 等比数列の和から項数を逆算

等比数列の和より \(S_n=2(2^n-1)/(2-1)\)。指定された和から \(2^n-1=31\)、つまり \(2^n=32\) を解く。

  1. 答え
    \[ \boxed{S_n=2(2^n-1)} \]
  2. 答え
    \[ \boxed{n=5} \]