第3章 一次方程式・連立方程式・二次方程式|中学全学年の復習教材
要約
中1・中2・中3で学ぶ「一次方程式・連立方程式・二次方程式」を復習します。基本の考え方を確認し、例題を読んでから別冊の20問に取り組みましょう。
対象は中学2・3年生です。中2の人は【中3】の内容を未習なら後回しにし、中3の人は中1・中2の内容から順に確認します。
1. 基本知識と重要ポイント
中1:一次方程式
方程式の解とは、代入すると等式を成り立たせる値です。両辺に同じ数を足す・引く、両辺に同じ0でない数を掛ける・割る操作で解きます。移項は、両辺に同じ数や式を足し引きする操作をまとめたものです。
分数があれば両辺に分母の最小公倍数を掛け、小数があれば両辺を10倍、100倍などして整理します。
中2:連立方程式
2つの式を同時に満たす値を求めます。一方の文字を消す加減法、片方の式をもう一方へ代入する代入法があります。
中3:二次方程式
右辺を0に整理し、因数分解、平方根、解の公式から適した方法を選びます。積が0なら少なくとも一方の因数が0です。
この問題集では実数の解を扱います。\(x^{2}=9\) の解は \(x=\pm3\) です。\(x\) で両辺を割ると0の解を落とすことがあるため、先に因数分解します。
文章題の順序
未知数の意味と単位を決め、数量を式で表し、等しい数量から方程式を作ります。速さでは単位をそろえ、濃度では食塩の量に注目します。最後に、人数・長さ・時間などとして解が適切か確かめます。
2. 例題と解き方
縦より横が3cm長い長方形の面積が40cm²です。縦を \(x\) cmとすると、
ここで、\(x=-8,5\) ですが、長さは正なので縦は5cm、横は8cmです。\(5\times8=40\) と面積も確認できます。
3. よくある間違い
分母を払うときは両辺の全ての項に同じ数を掛けます。文章題では出た解をそのまま答えにせず、正の長さ・整数の人数などの条件を確かめます。
4. 学び方のコツ
- 等式の性質で方程式を解く。
- 文章から未知数と等しい数量を決める。
- 解が文章の条件を満たすか確かめる。
式や図を自分で書き直してから例題と比べます。答えが合っていても、理由を説明できなかった箇所には印を付けましょう。
確認問題
- 【中1】\(4x-7=13\) を解きなさい。
- 【中3】\(x^{2}+x-12=0\) を解きなさい。
解答・解説
- \(4x=20\) より \(\boxed{x=5}\)。
- \((x+4)(x-3)=0\) より \(\boxed{x=-4,3}\)。
まとめ
等式の性質で方程式を解くことから始め、解が文章の条件を満たすか確かめることまで確かめましょう。確認問題が解けたら、ドリルで定着を確認します。