第10章 一次関数 | 中1から始める数学教材
要約
第10章・中2の先取り編。通常の配当学年は中学2年です。前提は「第4・9章:比例・連立方程式」。未習なら先にそこへ戻りましょう。
- 変化の割合と切片を読む
- 条件から直線の式を決める
- 交点や変域を求めて場面を解釈する
関連ドリル:第10章 一次関数・8問
学習案内:全22章の目次
1. 基本を学ぶ
一次関数の形
\[
y=ax+b
\]
a は変化の割合(傾き)、b は x=0 のときの y の値(切片)です。a=0 の式は定数関数で、この教材では一次関数と区別します。変化の割合は「yの増加量÷xの増加量」です。
グラフをかくには (0,b) を取り、右へ1進むごとに縦へ a 進んで点を取り、直線で結びます。a が負なら右へ進むと下がります。
式を求める
2点が分かれば傾きを求め、その後1点の座標を代入して切片を求めます。2直線の交点は2つの式を同時に満たすので、連立方程式で求められます。
二元一次方程式もグラフにできます。例えば x+y=5 は y=-x+5。x=3 は縦の直線で、y を x の関数として表せません。
2. 例題で確かめる
点 (1,5) と (3,9) を通る直線の式を求めます。
\[
a=\frac{9-5}{3-1}=2
\]
y=2x+b に (1,5) を代入すると 5=2+b なので b=3。答えは y=2x+3 です。
3. 間違えやすい点
変化の割合は、yの増加量をxの増加量で割ります。順序を逆にしないようにします。
確認問題
解答を見る前に、ノートに途中式や理由を書きましょう。
問1
y=-3x+4 の傾きと切片を答えなさい。
問2
y=2x+1 で x が3増加したときの y の増加量を求めなさい。
解答・解説
問1
傾きは−3、切片は4です。
問2
2×3=6です。
まとめ
- 変化の割合と切片を読む
- 条件から直線の式を決める
- 交点や変域を求めて場面を解釈する
確認問題を自力で解けたら、関連ドリルへ進みます。間違えたときは、例題を読み直してから、解答を隠してもう一度解きましょう。