第2章 文字と式 | 中1から始める数学教材

要約

第2章・中1の本編。通常の配当学年は中学1年です。前提は「第1章:正負の数の計算」。未習なら先にそこへ戻りましょう。

1. 基本を学ぶ

文字を使う理由

1本の値段を a 円とすると、3本の代金は 3a 円です。掛け算の記号を省き、数を文字の前に置きます。a÷4 は \frac{a}{4}、a×a は a^2 と表します。

式の値と計算

文字に数を入れることを代入といいます。負の数を入れるときは、かっこを付けます。同じ文字の同じ次数の項だけをまとめます。

\[ 3x+2x-4=5x-4,\qquad 2(x+3)=2x+6 \]

x の係数は1、-x の係数は−1です。2x+3 の2つの項は 2x と3で、文字のある項と数だけの項は足して1つにはできません。

関係を式にする

等しい関係には =、大小には <、>、\leqq、\geqq を使います。「以上・以下」は境界の数も含みます。時速 v kmで t 時間進む道のりは vt kmです。

2. 例題で確かめる

1冊 a 円のノートを4冊買い、1000円払いました。おつりは 1000-4a 円です。1冊180円なら、

\[ 1000-4\times180=\boxed{280}\;\text{円} \]

代金とおつりを取り違えないよう、式の各部分を言葉で説明しましょう。

3. 間違えやすい点

文字の項と数だけの項を、無理に1つの項にまとめないようにしましょう。

確認問題

解答を見る前に、ノートに途中式や理由を書きましょう。

問1

計算しなさい。

\[ 7x-2x+3 \]

問2

1個 a 円のパン2個と、150円の飲み物の代金を式で表しなさい。

解答・解説

問1

\[ 5x+3 \]

問2

パンの代金は 2a 円なので、合計は 2a+150 円です。

まとめ