小学5年生の算数|学び方と力を伸ばすポイント

学校や教科書によって、単元の順序や扱う範囲は異なります。このページでは特定の教科書の目次を再現せず、小学5年生で身につけたい算数の力を、学習の目的ごとにまとめています。中学受験をする場合は、学校で学ぶ内容を土台に、後半の「発展への橋渡し」を追加してください。

1. 数を正確に扱う

小数の計算

位取りを確かめながら、小数のかけ算・わり算を練習します。小数点の位置を機械的に決めず、計算前後の見積もりで答えの大きさを確認します。

分数の基礎と加減

分数が表す大きさを数直線や図で捉え、約分・通分を使って大きさを比べたり、たし算・ひき算をしたりします。小数や整数との関係も整理します。

整数の性質

数を倍数・約数などの見方で分類し、共通する条件を探します。規則を見つけたら、具体例で確かめてから説明します。

学習の目安: 計算手順を説明でき、見積もりや逆算で誤りを見つけられる。

2. 量の関係を図・表・式で表す

平均と単位量

平均から全体量を考えたり、1単位あたりの量を使って異なる条件を比べたりします。単位をそろえてから比較する習慣をつけます。

割合・百分率

「基準にする量」「比べる量」「割合」の役割を区別し、図や式で関係を表します。百分率や日常の増減を扱うときは、何を100%とするかを先に確認します。

変化する数量

二つの量を表や式にまとめ、片方を変えたときにもう片方がどう変わるかを調べます。比例の考え方は、表・言葉・式を行き来して理解します。

グラフと資料

グラフの目盛りや単位を読み、必要な情報を取り出します。データを表すときは、目的に合う形式を選び、読み手が誤解しない表示を心がけます。

学習の目安: 文章題の条件を図・表・式のいずれかに移し、使った数量の意味を説明できる。

3. 図形を多角的に見る

面積・角度・合同

三角形や四角形の性質を使い、面積や角度を求めます。図形を分ける、組み合わせる、向きを変えるなど、複数の見方を試します。合同では対応する辺や角を根拠とともに確認します。

円と正多角形

円周と直径の関係を理解し、円周の長さを求めます。正多角形では辺や角のそろい方に注目し、図形の特徴を言葉で説明します。

立体と展開図

角柱・円柱などの面の構成を調べ、見取り図と展開図を対応させます。体積や容積を求めるときは、単位と測る対象を確認します。

学習の目安: 図に補助線や印を書き加え、どの性質を使ったか説明できる。

4. 文章題を解く手順

  1. 問題文から分かっている量と求める量を分ける。
  2. 単位をそろえ、数量の関係を図・表・式に表す。
  3. 一つずつ計算し、答えが条件に合うか確かめる。
  4. 解き方を短い文で説明する。

中学受験算数への橋渡し

学校で学ぶ計算・割合・図形を土台として、受験問題では条件が増えた文章題、複数の図形を組み合わせる問題、数量の変化を読み取る問題へ段階的に進みます。特殊な解法を暗記する前に、線分図・面積図・表などで状況を見える形にする練習が役立ちます。

発展課題の例

保護者・指導者向けメモ

ここに掲載するテーマは学習内容を独自に要約したものです。市販教材の目次、設問、解説、紙面画像は転載していません。教材ごとの単元配列やページ番号は各出版社の公式資料でご確認ください。