数学I|データの分析 ドリル第26回(定着練習)

注意事項

各問10点(答え4点・途中式または根拠6点)。答えだけでなく理由を書きましょう。解答に示す式と同値の表現も正解です。図形は文中の配置に従って補助図を描いてください。【発展】は行列の学習を深めたい人向けです。

問題

問題1|データの変換

データxの平均が2、分散が3です。\(y=2x+5\)の平均と分散を求めなさい。

問題2|共分散と相関係数

3組のデータ(x,y)が(2,3), (3,5), (4,7)です。共分散と相関係数を求めなさい。

問題3|相関係数の計算

共分散が6、xの標準偏差が4、yの標準偏差が3です。相関係数を求めなさい。

問題4|相関と因果

800人を調べたところ、運動時間と成績に正の相関がありました。これだけで「運動時間を増やせば必ず成績が上がる」と言えますか。理由も書きなさい。

問題5|仮説検定の考え方

公平なコインを13回投げ、すべて表でした。公平と仮定したときの『すべて表またはすべて裏』の確率を求め、5%基準で公平さを疑うか判断しなさい。極端さはこの2事象で定義します。


解答・解説

解答1|データの変換

平均は同じ一次変換を受けます。偏差は(c+1)倍なので、分散は(c+1)²倍。平行移動は分散を変えません。

\[ \boxed{\bar y=9,\quad s_y^2=12} \]

解答2|共分散と相関係数

平均からの偏差はxが−1,0,1、yが−2,0,2。共分散4/3、分散2/3と8/3からr=1です。

\[ \boxed{s_{xy}=\frac43,\quad r=1} \]

解答3|相関係数の計算

r=共分散/(xの標準偏差×yの標準偏差)に代入します。

\[ \boxed{r=\frac12} \]

解答4|相関と因果

相関は同時に変動する関係です。学習時間など第三の要因や個人差を検討しなければ、因果関係や『必ず』という断定はできません。

\[ \boxed{\text{言えない}} \]

解答5|仮説検定の考え方

表だけでなく同程度に極端な裏だけの場合も含めます。この確率は5%未満なので、公平という仮定を疑う根拠になります。

\[ \boxed{p=\frac{1}{4096},\quad\text{公平さを疑う}} \]

復習記録

得点:____ / 50点 解き直す問題:____ 次回までに確認する公式・条件:____

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