滋賀大学 経済学部 数学記述模試 第081回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)/数学B(数列)/数学C(ベクトル)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。基本事項から標準問題まで、各大問の3小問で段階的に確認します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 余弦定理・面積・正弦定理(25点)

三角形ABCでAB=30、AC=60、角A=60°とする。

(1)BCを求めなさい。(7点)

(2)三角形の面積を求めなさい。(7点)

(3)外接円の半径を求めなさい。(11点)


第2問 内分点・内積・三角形の面積(25点)

A(0,0)、B(60,0)、C(0,60)とする。PはABの中点、QはBCをBQ:QC=1:2に内分する点とする。

(1)P,Qの座標を求めなさい。(7点)

(2)ベクトルAPとAQの内積を求めなさい。(7点)

(3)三角形APQの面積を求めなさい。(11点)


第3問 指数方程式・不等式と置換(25点)

\(F(x)=4^x-31\cdot2^x+30\) とする。

(1)F(x)=0を解きなさい。(7点)

(2)F(x)≤0を解きなさい。(7点)

(3)F(x)の最小値と、その値をとるxを求めなさい。(11点)


第4問 絶対値の和と場合分け(25点)

\(f(x)=|x-30|+|x+30|\) とする。

(1)絶対値を外し、区間で場合分けして表しなさい。(7点)

(2)最小値と、その値をとるすべてのxを求めなさい。(7点)

(3)不等式 \(f(x)\le 90\) を解きなさい。(11点)


解答・解説

第1問 余弦定理・面積・正弦定理

(1)

余弦定理で

\[ BC^2=900+3600-3600\cos60^\circ \]

。

\[ \boxed{30\sqrt3} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

2辺とその間の角から、辺の積と正弦の半分で面積を計算する。

\[ \boxed{450\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

正弦定理で、BCを角Aの正弦の2倍で割る。

\[ \boxed{30} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第2問 内分点・内積・三角形の面積

(1)

中点は両端の座標の平均。内分点は2B+Cを3で割る。

\[ \boxed{P=(30,0),\quad Q=(40,20)} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

始点Aは原点なので位置ベクトル同士の内積を計算する。

\[ \boxed{1200} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

APを底辺にし、Qのy座標を高さにして面積を求める。

\[ \boxed{300} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第3問 指数方程式・不等式と置換

(1)

\(u=2^x>0\) とすると \(u^2-31u+30=(u-1)(u-30)\)。

\[ \boxed{x=0,\log_230} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

置換後の二次式が非正なのは2つの根の間。指数関数の単調性でxの範囲へ戻す。

\[ \boxed{0\le x\le\log_230} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

平方完成する。頂点のuは正なので元の指数関数でその値を実現できる。

\[ \boxed{\min F=-\frac{841}{4},\quad x=\log_2\frac{31}{2}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第4問 絶対値の和と場合分け

(1)

符号が変わる点は \(-30,30\)。各区間でそれぞれの絶対値の中身の符号を調べる。

\[ \boxed{f(x)=\begin{cases}-2x&x<-30\\60&-30\le x\le30\\2x&x>30\end{cases}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

中央の区間では一定で、その外側では端点から離れるほど増加する。

\[ \boxed{\min f=60,\quad -30\le x\le30} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

左右の外側で \(-2x\le 90\)、\(2x\le 90\)。中央の区間はすべて条件を満たす。

\[ \boxed{-45\le x\le 45} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。