大阪医科薬科大学 看護学部・数学I・A 数学記述模試 第030回
この回のテストポイント
- 第1問:整数を選ぶ確率と条件付き確率
- 第2問:合同な2円の交点と共通弦
- 第3問:絶対値の和と場合分け
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 整数を選ぶ確率と条件付き確率(34点)
1から14までの整数が1枚ずつ書かれたカードから、1枚を等確率で選ぶ。Aを偶数が出る事象、Bを7より大きい数が出る事象とする。
(1)P(A),P(B)を求めなさい。(10点)
(2)P(A∩B)を求めなさい。(10点)
(3)P(A|B)を求め、AとBが独立かどうか判定しなさい。(14点)
第2問 合同な2円の交点と共通弦(33点)
中心O(0,0)、A(7,0)、半径がともに7の2円を考える。上側の交点をP、下側をQとする。
(1)P,Qの座標を求めなさい。(9点)
(2)共通弦PQの長さを求めなさい。(9点)
(3)三角形OAPの面積を求めなさい。(15点)
第3問 絶対値の和と場合分け(33点)
\(f(x)=|x-7|+|x+7|\) とする。
(1)絶対値を外し、区間で場合分けして表しなさい。(9点)
(2)最小値と、その値をとるすべてのxを求めなさい。(9点)
(3)不等式 \(f(x)\le 21\) を解きなさい。(15点)
解答・解説
第1問 整数を選ぶ確率と条件付き確率
(1)
偶数はk個、上半分の数もk個。全体は2k枚。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。
(2)
共通部分の偶数の個数は \(7-\lfloor7/2\rfloor\)。全体の枚数で割る。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。
(3)
条件付き確率は共通部分の確率をP(B)で割る。これがP(A)=1/2と等しい条件を調べる。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。
第2問 合同な2円の交点と共通弦
(1)
PもQもOとAから等距離なので、OAの垂直二等分線上にある。横座標は \(\frac{7}{2}\)。直角三角形で三平方の定理を使って高さを求める。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(2)
PQは縦の線分なのでy座標の差をとる。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(3)
底辺OAと高さPのy座標を掛けて2で割る。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。
第3問 絶対値の和と場合分け
(1)
符号が変わる点は \(-7,7\)。各区間でそれぞれの絶対値の中身の符号を調べる。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(2)
中央の区間では一定で、その外側では端点から離れるほど増加する。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(3)
左右の外側で \(-2x\le 21\)、\(2x\le 21\)。中央の区間はすべて条件を満たす。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。