新潟大学 経済科学・教育など・数学IIまで 数学記述模試 第019回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)/数学B(数列)/数学C(ベクトル)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。基本事項から標準問題まで、各大問の3小問で段階的に確認します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 絶対値の和と場合分け(25点)

\(f(x)=|x-26|+|x+26|\) とする。

(1)絶対値を外し、区間で場合分けして表しなさい。(7点)

(2)最小値と、その値をとるすべてのxを求めなさい。(7点)

(3)不等式 \(f(x)\le 78\) を解きなさい。(11点)


第2問 三次関数の増減・接線・定積分(25点)

\(f(x)=x^3-78x^2\) とする。

(1)極大値と極小値を求めなさい。(7点)

(2)\(x=26\) における接線を求めなさい。(7点)

(3)\(\int_0^{78} f(x)\,dx\) を求めなさい。(11点)


第3問 内積・角度とベクトルの射影(25点)

\[ \mathbf a=(26,1),\ \mathbf b=(1,26) \]

とする。

(1)内積と、それぞれの大きさを求めなさい。(7点)

(2)2つのベクトルのなす角の余弦を求めなさい。(7点)

(3)実数tに対し、|a−tb|²の最小値とそのときのtを求めなさい。(11点)


第4問 余弦定理・面積・正弦定理(25点)

三角形ABCでAB=26、AC=52、角A=60°とする。

(1)BCを求めなさい。(7点)

(2)三角形の面積を求めなさい。(7点)

(3)外接円の半径を求めなさい。(11点)


解答・解説

第1問 絶対値の和と場合分け

(1)

符号が変わる点は \(-26,26\)。各区間でそれぞれの絶対値の中身の符号を調べる。

\[ \boxed{f(x)=\begin{cases}-2x&x<-26\\52&-26\le x\le26\\2x&x>26\end{cases}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

中央の区間では一定で、その外側では端点から離れるほど増加する。

\[ \boxed{\min f=52,\quad -26\le x\le26} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

左右の外側で \(-2x\le 78\)、\(2x\le 78\)。中央の区間はすべて条件を満たす。

\[ \boxed{-39\le x\le 39} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第2問 三次関数の増減・接線・定積分

(1)

\(f\prime(x)=3x(x-52)\)。符号を調べるとx=0で極大、x=52で極小。

\[ \boxed{\text{極大値 }0,\quad\text{極小値 }-70304} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

傾きは \(-2028\)、接点のy座標は \(-35152\)。点傾きの式で接線を求める。

\[ \boxed{y=-2028x+17576} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

多項式を項別に積分し、上端と下端の値の差をとる。定積分は符号付きの値である。

\[ \boxed{-3084588} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第3問 内積・角度とベクトルの射影

(1)

対応する成分の積の和が内積。大きさは成分の2乗和の平方根。

\[ \boxed{\mathbf a\cdot\mathbf b=52,\quad |\mathbf a|=|\mathbf b|=\sqrt{677}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

内積を2つのベクトルの大きさの積で割る。

\[ \boxed{\frac{52}{677}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

\[ |\mathbf a-t\mathbf b|^2=677t^2-104t+677 \]

。平方完成して頂点を求める。

\[ \boxed{\min=\frac{455625}{677},\quad t=\frac{52}{677}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第4問 余弦定理・面積・正弦定理

(1)

余弦定理で

\[ BC^2=676+2704-2704\cos60^\circ \]

。

\[ \boxed{26\sqrt3} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

2辺とその間の角から、辺の積と正弦の半分で面積を計算する。

\[ \boxed{338\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

正弦定理で、BCを角Aの正弦の2倍で割る。

\[ \boxed{26} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。