金沢大学 文系・数学IIまで 数学記述模試 第042回
この回のテストポイント
- 第1問:二次関数の頂点・解・不等式
- 第2問:三項間漸化式と互いに素の証明
- 第3問:集合の包含と人数の計算
- 第4問:内分点・内積・三角形の面積
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)/数学B(数列)/数学C(ベクトル)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。標準計算と、条件整理・図形の立式・記述の応用を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 二次関数の頂点・解・不等式(25点)
実数全体で \(f(x)=x^2-6x+6\) を考える。
(1)平方完成して最小値とそれをとる値を求めなさい。(7点)
(2)方程式f(x)=0の解を求めなさい。(7点)
(3)不等式f(x)≤0を解きなさい。(11点)
第2問 三項間漸化式と互いに素の証明(25点)
とする。
(1)隣り合う項の差に着目して一般項を求めなさい。(7点)
(2)初項から第n項までの和を求めなさい。(7点)
(3)隣り合う2項が常に互いに素であることを証明しなさい。(11点)
第3問 集合の包含と人数の計算(25点)
15人のクラスで、集合Aの人数は9人、集合Bは6人、両方に属する人数は3人とする。
(1)少なくとも一方に属する人数を求めなさい。(7点)
(2)どちらにも属さない人数を求めなさい。(7点)
(3)一方だけに属する人数を求めなさい。(11点)
第4問 内分点・内積・三角形の面積(25点)
A(0,0)、B(6,0)、C(0,6)とする。PはABの中点、QはBCをBQ:QC=1:2に内分する点とする。
(1)P,Qの座標を求めなさい。(7点)
(2)ベクトルAPとAQの内積を求めなさい。(7点)
(3)三角形APQの面積を求めなさい。(11点)
解答・解説
第1問 二次関数の頂点・解・不等式
(1)
\(f(x)=(x-3)^2-3\)。平方は非負なので頂点で最小になる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
\((x-3)^2=3\) より、平方根の正負を両方とる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
上に開く放物線の値が非正になるのは、2つの零点の間(端点を含む)である。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第2問 三項間漸化式と互いに素の証明
(1)
。初めの差は \(3\) なので \(a_{n+1}-a_n=3^n\)。初項に差の和を加える。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
一般項を代入して \(1/(3-1)\) をくくり、等比数列の和と定数の和に分ける。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
一般項から \(a_{n+1}=3a_n+1\)。2項の公約数はその差 \(a_{n+1}-3a_n=1\) を割る。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第3問 集合の包含と人数の計算
(1)
AとBの人数の和では共通部分を2回数えるため1回分引く。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
全体から和集合の人数を引く。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
和集合から共通部分を引く。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第4問 内分点・内積・三角形の面積
(1)
中点は両端の座標の平均。内分点は2B+Cを3で割る。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
始点Aは原点なので位置ベクトル同士の内積を計算する。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
APを底辺にし、Qのy座標を高さにして面積を求める。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。