順天堂大学 国際教養・数学I・A 数学記述模試 第061回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 三角比と扇形の面積(34点)

半径25、中心角120°の扇形OABを考える。

(1)弧ABの長さを求めなさい。(10点)

(2)扇形の面積を求めなさい。(10点)

(3)弧と弦に囲まれる弓形の面積を求めなさい。(14点)


第2問 委員選出と余事象の数え上げ(33点)

男子25人、女子25人から、区別のない委員3人を選ぶ。

(1)すべての選び方の数を求めなさい。(9点)

(2)女子2人、男子1人の選び方の数を求めなさい。(9点)

(3)男女がともに含まれる選び方の数を求めなさい。(15点)


第3問 絶対値の和と場合分け(33点)

\(f(x)=|x-25|+|x+25|\) とする。

(1)絶対値を外し、区間で場合分けして表しなさい。(9点)

(2)最小値と、その値をとるすべてのxを求めなさい。(9点)

(3)不等式 \(f(x)\le 75\) を解きなさい。(15点)


解答・解説

第1問 三角比と扇形の面積

(1)

中心角は円周全体の1/3なので円周の1/3をとる。

\[ \boxed{\frac{50}{3}\pi} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(2)

扇形の面積も円の面積の1/3となる。

\[ \boxed{\frac{625}{3}\pi} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(3)

扇形から三角形OABの面積を引く。三角形の面積は半径の2乗と120°の正弦の積の半分。

\[ \boxed{\frac{625}{3}\pi-\frac{625}{4}\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。

第2問 委員選出と余事象の数え上げ

(1)

全員から3人を選ぶ組合せを用いる。

\[ \boxed{19600} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

女子から2人を選び、男子から1人を選ぶ。選択を組み合わせるので積をとる。

\[ \boxed{7500} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

全員が男子、全員が女子の2つの余事象は重ならない。全体から両方を引く。

\[ \boxed{15000} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。

第3問 絶対値の和と場合分け

(1)

符号が変わる点は \(-25,25\)。各区間でそれぞれの絶対値の中身の符号を調べる。

\[ \boxed{f(x)=\begin{cases}-2x&x<-25\\50&-25\le x\le25\\2x&x>25\end{cases}} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

中央の区間では一定で、その外側では端点から離れるほど増加する。

\[ \boxed{\min f=50,\quad -25\le x\le25} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

左右の外側で \(-2x\le 75\)、\(2x\le 75\)。中央の区間はすべて条件を満たす。

\[ \boxed{-\frac{75}{2}\le x\le \frac{75}{2}} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。