順天堂大学 国際教養・数学I・A 数学記述模試 第028回
この回のテストポイント
- 第1問:集合の包含と人数の計算
- 第2問:反復試行と条件付き確率
- 第3問:二次方程式の解の符号
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 集合の包含と人数の計算(34点)
160人のクラスで、集合Aの人数は96人、集合Bは64人、両方に属する人数は32人とする。
(1)少なくとも一方に属する人数を求めなさい。(10点)
(2)どちらにも属さない人数を求めなさい。(10点)
(3)一方だけに属する人数を求めなさい。(14点)
第2問 反復試行と条件付き確率(33点)
公平な硬貨を32回投げる。表の回数をXとする。
(1)表がちょうど2回出る確率を求めなさい。(9点)
(2)表が少なくとも1回出る確率を求めなさい。(9点)
(3)表が少なくとも1回出たという条件で、ちょうど2回出た確率を求めなさい。(15点)
第3問 二次方程式の解の符号(33点)
実数tに対し \\(x^2-2tx+1024=0\\) を考える。
(1)実数解をもつtの範囲を求めなさい。(9点)
(2)異なる2つの正の実数解をもつtの範囲を求めなさい。(9点)
(3)2つの実数解をα,βとするとき、逆数の和をtで表しなさい。(15点)
解答・解説
第1問 集合の包含と人数の計算
(1)
AとBの人数の和では共通部分を2回数えるため1回分引く。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。
(2)
全体から和集合の人数を引く。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。
(3)
和集合から共通部分を引く。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。
第2問 反復試行と条件付き確率
(1)
表が出る2回を選ぶ方法は \(32\) 個の位置から2個選ぶ組合せ。各列の確率は同じ。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(2)
余事象はすべて裏である1列。全体からこの確率を引く。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(3)
ちょうど2回表が出る事象は条件の事象に含まれるので、前2問の確率の比をとる。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。
第3問 二次方程式の解の符号
(1)
判別式は \(4(t^2-1024)\)。0以上となる範囲を求める。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(2)
解の積は正で、和が正なら両方正になる。重解を除くため判別式は正とする。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(3)
解の積は \(1024\)、和は2t。積が0ではないので逆数が定義できる。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。