順天堂大学 国際教養・数学I・A 数学記述模試 第016回
この回のテストポイント
- 第1問:三角比と扇形の面積
- 第2問:非復元抽出の組合せと期待値
- 第3問:二次方程式の解の符号
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 三角比と扇形の面積(34点)
半径7、中心角120°の扇形OABを考える。
(1)弧ABの長さを求めなさい。(10点)
(2)扇形の面積を求めなさい。(10点)
(3)弧と弦に囲まれる弓形の面積を求めなさい。(14点)
第2問 非復元抽出の組合せと期待値(33点)
袋に赤玉14個、青玉7個がある。玉を戻さず順に3個取り出す。赤玉の数をXとする。
(1)赤2個、青1個となる確率を求めなさい。(9点)
(2)赤玉の個数Xの期待値を求めなさい。(9点)
(3)赤2個、青1個だったという条件で、最初の玉が赤だった確率を求めなさい。(15点)
第3問 二次方程式の解の符号(33点)
実数tに対し \\(x^2-2tx+49=0\\) を考える。
(1)実数解をもつtの範囲を求めなさい。(9点)
(2)異なる2つの正の実数解をもつtの範囲を求めなさい。(9点)
(3)2つの実数解をα,βとするとき、逆数の和をtで表しなさい。(15点)
解答・解説
第1問 三角比と扇形の面積
(1)
中心角は円周全体の1/3なので円周の1/3をとる。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。
(2)
扇形の面積も円の面積の1/3となる。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。
(3)
扇形から三角形OABの面積を引く。三角形の面積は半径の2乗と120°の正弦の積の半分。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。
第2問 非復元抽出の組合せと期待値
(1)
色ごとに玉を選ぶ組合せの積を、全体から3個選ぶ組合せで割る。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(2)
各回が赤である指示変数の和で表す。各回の周辺確率は2/3で、期待値の加法性を使う。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(3)
条件の下で青玉の位置は3通りが等確率。最初が赤なのは残りの2通り。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。
第3問 二次方程式の解の符号
(1)
判別式は \(4(t^2-49)\)。0以上となる範囲を求める。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(2)
解の積は正で、和が正なら両方正になる。重解を除くため判別式は正とする。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(3)
解の積は \(49\)、和は2t。積が0ではないので逆数が定義できる。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。