順天堂大学 国際教養・数学I・A 数学記述模試 第015回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 解と係数の関係と対称式(34点)

方程式 \\(x^2-57x+722=0\\) の2解をα,βとする。

(1)2解を求めなさい。(10点)

(2)解の2乗の和を求めなさい。(10点)

(3)解の差の絶対値と逆数の和を求めなさい。(14点)


第2問 余弦定理・面積・正弦定理(33点)

三角形ABCでAB=19、AC=38、角A=60°とする。

(1)BCを求めなさい。(9点)

(2)三角形の面積を求めなさい。(9点)

(3)外接円の半径を求めなさい。(15点)


第3問 二次関数の頂点・解・不等式(33点)

実数全体で \(f(x)=x^2-38x+342\) を考える。

(1)平方完成して最小値とそれをとる値を求めなさい。(9点)

(2)方程式f(x)=0の解を求めなさい。(9点)

(3)不等式f(x)≤0を解きなさい。(15点)


解答・解説

第1問 解と係数の関係と対称式

(1)

\((x-19)(x-38)=0\) と因数分解する。

\[ \boxed{\alpha,\beta=19,38} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(2)

解の和の2乗から解の積の2倍を引いても計算できる。

\[ \boxed{1805} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(3)

2解を代入し、差の絶対値をとる。逆数の和は解の和を積で割る。

\[ \boxed{|\alpha-\beta|=19,\quad\frac1\alpha+\frac1\beta=\frac{3}{38}} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。

第2問 余弦定理・面積・正弦定理

(1)

余弦定理で

\[ BC^2=361+1444-1444\cos60^\circ \]

。

\[ \boxed{19\sqrt3} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

2辺とその間の角から、辺の積と正弦の半分で面積を計算する。

\[ \boxed{\frac{361}{2}\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

正弦定理で、BCを角Aの正弦の2倍で割る。

\[ \boxed{19} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。

第3問 二次関数の頂点・解・不等式

(1)

\(f(x)=(x-19)^2-19\)。平方は非負なので頂点で最小になる。

\[ \boxed{\min f=-19,\quad x=19} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

\((x-19)^2=19\) より、平方根の正負を両方とる。

\[ \boxed{x=19\pm\sqrt{19}} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

上に開く放物線の値が非正になるのは、2つの零点の間(端点を含む)である。

\[ \boxed{19-\sqrt{19}\le x\le 19+\sqrt{19}} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。