福岡大学 文系・数学I・II・A 数学記述模試 第077回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・II・Aに絞り、数学B・Cを含めない演習として構成します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 反復試行と条件付き確率(25点)

公平な硬貨を8回投げる。表の回数をXとする。

(1)表がちょうど2回出る確率を求めなさい。(7点)

(2)表が少なくとも1回出る確率を求めなさい。(7点)

(3)表が少なくとも1回出たという条件で、ちょうど2回出た確率を求めなさい。(11点)


第2問 指数方程式・不等式と置換(25点)

\(F(x)=4^x-9\cdot2^x+8\) とする。

(1)F(x)=0を解きなさい。(7点)

(2)F(x)≤0を解きなさい。(7点)

(3)F(x)の最小値と、その値をとるxを求めなさい。(11点)


第3問 二次方程式の解の符号(25点)

実数tに対し \\(x^2-2tx+64=0\\) を考える。

(1)実数解をもつtの範囲を求めなさい。(7点)

(2)異なる2つの正の実数解をもつtの範囲を求めなさい。(7点)

(3)2つの実数解をα,βとするとき、逆数の和をtで表しなさい。(11点)


第4問 解と係数の関係と対称式(25点)

方程式 \\(x^2-24x+128=0\\) の2解をα,βとする。

(1)2解を求めなさい。(7点)

(2)解の2乗の和を求めなさい。(7点)

(3)解の差の絶対値と逆数の和を求めなさい。(11点)


解答・解説

第1問 反復試行と条件付き確率

(1)

表が出る2回を選ぶ方法は \(8\) 個の位置から2個選ぶ組合せ。各列の確率は同じ。

\[ \boxed{\frac{7}{64}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

余事象はすべて裏である1列。全体からこの確率を引く。

\[ \boxed{\frac{255}{256}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

ちょうど2回表が出る事象は条件の事象に含まれるので、前2問の確率の比をとる。

\[ \boxed{\frac{28}{255}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第2問 指数方程式・不等式と置換

(1)

\(u=2^x>0\) とすると \(u^2-9u+8=(u-1)(u-8)\)。

\[ \boxed{x=0,\log_28} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

置換後の二次式が非正なのは2つの根の間。指数関数の単調性でxの範囲へ戻す。

\[ \boxed{0\le x\le\log_28} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

平方完成する。頂点のuは正なので元の指数関数でその値を実現できる。

\[ \boxed{\min F=-\frac{49}{4},\quad x=\log_2\frac{9}{2}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第3問 二次方程式の解の符号

(1)

判別式は \(4(t^2-64)\)。0以上となる範囲を求める。

\[ \boxed{t\le-8\ \text{または}\ t\ge8} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

解の積は正で、和が正なら両方正になる。重解を除くため判別式は正とする。

\[ \boxed{t>8} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

解の積は \(64\)、和は2t。積が0ではないので逆数が定義できる。

\[ \boxed{\frac1\alpha+\frac1\beta=\frac{2t}{64}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第4問 解と係数の関係と対称式

(1)

\((x-8)(x-16)=0\) と因数分解する。

\[ \boxed{\alpha,\beta=8,16} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

解の和の2乗から解の積の2倍を引いても計算できる。

\[ \boxed{320} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

2解を代入し、差の絶対値をとる。逆数の和は解の和を積で割る。

\[ \boxed{|\alpha-\beta|=8,\quad\frac1\alpha+\frac1\beta=\frac{3}{16}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。