数学C|数学的な表現の工夫(行列を含む) ドリル第28回(定着練習)
注意事項
各問10点(答え4点・途中式または根拠6点)。答えだけでなく理由を書きましょう。解答に示す式と同値の表現も正解です。図形は文中の配置に従って補助図を描いてください。【発展】は行列の学習を深めたい人向けです。
問題
問題1|離散グラフと隣接行列
頂点A,B,Cをもつ無向グラフで、辺AB、BCがあります。各辺の移動時間は7分です。頂点順A,B,Cの隣接行列を作り、AからCへの最短移動時間を求めなさい。
問題2|グラフと次数
頂点6個からなる無向の輪のグラフで、隣り合う頂点を辺で結びます。各頂点の次数と辺数を求めなさい。
問題3|ネットワークの最短経路
道路AB=4km、BC=2km、AC=7kmだけがある無向ネットワークです。AからCへの最短経路と距離を求めなさい。
問題4|統計グラフの選択
4種類の商品の売上構成比を、合計100%で示したいと考えます。円グラフと折れ線グラフのうち適切なものを選び、理由を書きなさい。
問題5|グラフの軸の読み取り
売上が400万円から402万円へ増加しました。縦軸の最小値を399万円にすると大幅な増加に見えます。増加率を求め、表示上の注意を述べなさい。
解答・解説
解答1|離散グラフと隣接行列
直接の辺がある成分を1にします。AからCはBを経由する2辺なので2a分です。
\[
\boxed{\begin{pmatrix}0&1&0\\1&0&1\\0&1&0\end{pmatrix},\quad14\text{分}}
\]
解答2|グラフと次数
各頂点に2辺が接続。次数の合計2(a+2)は辺数の2倍になるので辺数はa+2です。
\[
\boxed{\text{次数}2,\quad\text{辺数}6}
\]
解答3|ネットワークの最短経路
直行はa+b+c、B経由はa+b。c>0なのでB経由の方が短くなります。
\[
\boxed{A\to B\to C,\quad6\text{km}}
\]
解答4|統計グラフの選択
円グラフは全体に対する部分の割合を表します。時間とともに変わる量の推移なら折れ線グラフが向いています。
\[
\boxed{\text{円グラフ}}
\]
解答5|グラフの軸の読み取り
増加率は増加量b÷元の売上100a×100%。軸を途中から始めると変化が大きく見えるため、目盛りや切断を明記します。
\[
\boxed{\frac{1}{2}\%}
\]
復習記録
得点:____ / 50点 解き直す問題:____ 次回までに確認する公式・条件:____