数学C|数学的な表現の工夫(行列を含む) ドリル第17回(定着練習)

注意事項

各問10点(答え4点・途中式または根拠6点)。答えだけでなく理由を書きましょう。解答に示す式と同値の表現も正解です。図形は文中の配置に従って補助図を描いてください。【発展】は行列の学習を深めたい人向けです。

問題

問題1|行列と金額

販売個数行列\(\begin{pmatrix}8&2\\2&8\end{pmatrix}\)の行はA店,B店、列はX,Y。単価列は(1,2)です。行と列の対応する積の和で、各店の売上を求めなさい。

問題2|離散グラフと隣接行列

頂点A,B,Cをもつ無向グラフで、辺AB、BCがあります。各辺の移動時間は8分です。頂点順A,B,Cの隣接行列を作り、AからCへの最短移動時間を求めなさい。

問題3|グラフと次数

頂点7個からなる無向の輪のグラフで、隣り合う頂点を辺で結びます。各頂点の次数と辺数を求めなさい。

問題4|ネットワークの最短経路

道路AB=5km、BC=1km、AC=7kmだけがある無向ネットワークです。AからCへの最短経路と距離を求めなさい。

問題5|統計グラフの選択

5種類の商品の売上構成比を、合計100%で示したいと考えます。円グラフと折れ線グラフのうち適切なものを選び、理由を書きなさい。


解答・解説

解答1|行列と金額

A店はa×c+b×(c+1)、B店はb×c+a×(c+1)。積の各行が各店舗の金額になります。

\[ \boxed{\begin{pmatrix}12\\18\end{pmatrix}} \]

解答2|離散グラフと隣接行列

直接の辺がある成分を1にします。AからCはBを経由する2辺なので2a分です。

\[ \boxed{\begin{pmatrix}0&1&0\\1&0&1\\0&1&0\end{pmatrix},\quad16\text{分}} \]

解答3|グラフと次数

各頂点に2辺が接続。次数の合計2(a+2)は辺数の2倍になるので辺数はa+2です。

\[ \boxed{\text{次数}2,\quad\text{辺数}7} \]

解答4|ネットワークの最短経路

直行はa+b+c、B経由はa+b。c>0なのでB経由の方が短くなります。

\[ \boxed{A\to B\to C,\quad6\text{km}} \]

解答5|統計グラフの選択

円グラフは全体に対する部分の割合を表します。時間とともに変わる量の推移なら折れ線グラフが向いています。

\[ \boxed{\text{円グラフ}} \]

復習記録

得点:____ / 50点 解き直す問題:____ 次回までに確認する公式・条件:____

前の回 / 教材に戻る / 次の回