流水算 | 教材(標準)
要約
流水算では、船が水の流れに沿って進むときは流れの速さを足し、逆らって進むときは引く。
関連ドリル:
1. 基本
船が水の流れのないところで進む速さを静水時の速さ、川の流れの速さを流速という。
\[ 下りの速さ=静水時の速さ+流速 \]
\[ 上りの速さ=静水時の速さ-流速 \]
下りの速さと上りの速さが分かるときは、2つを足して2で割ると静水時の速さ、2つの差を2で割ると流速になる。
2. 大切なポイント
- 川下へ進むときは速くなる。
- 川上へ進むときは遅くなる。
- 船が進んだ道のりと時間から、下り・上りの速さを先に求める。
3. 例
下りの速さが毎時12km、上りの速さが毎時8kmの船について、静水時の速さと流速を求める。
\[ 静水時の速さ=(12+8)\div2=10\text{km/時} \]
\[ 流速=(12-8)\div2=2\text{km/時} \]
4. よくある間違い
- 上りで流速を足してしまう。
- 船の速さと川の流速を同じものと考える。
- 往復の合計時間から平均を単純に取る。
5. コツ
まず「下り」「上り」のどちらかを決め、船の速さに流速を足すか引くかを図に書く。
6. 確認問題
- 静水時の速さが毎時9km、流速が毎時2kmの船の下りの速さは毎時何kmですか。
- 静水時の速さが毎時10km、流速が毎時3kmの船が上りに2時間進みました。何km進みましたか。
- 下りの速さが毎時14km、上りの速さが毎時8kmの船の静水時の速さと流速を求めなさい。
7. 解答・解説
- 毎時11km
\[
9+2=11
\] - 14km
上りの速さは10−3=7km/時なので、7×2=14km。 - 静水時は毎時11km、流速は毎時3km
\[
(14+8)\div2=11,\qquad (14-8)\div2=3
\]
8. まとめ
流水算は、下りでは足し算、上りでは引き算である。下りと上りの速さが分かれば、和と差から船の速さと流速を求められる。