数学I|データの分析 ドリル第29回(定着練習)

注意事項

各問10点(答え4点・途中式または根拠6点)。答えだけでなく理由を書きましょう。解答に示す式と同値の表現も正解です。図形は文中の配置に従って補助図を描いてください。【発展】は行列の学習を深めたい人向けです。

問題

問題1|相関と因果

200人を調べたところ、運動時間と成績に正の相関がありました。これだけで「運動時間を増やせば必ず成績が上がる」と言えますか。理由も書きなさい。

問題2|仮説検定の考え方

公平なコインを7回投げ、すべて表でした。公平と仮定したときの『すべて表またはすべて裏』の確率を求め、5%基準で公平さを疑うか判断しなさい。極端さはこの2事象で定義します。

問題3|外れ値の判断

第1四分位数2、第3四分位数6のデータで、上側の外れ値をQ₃+1.5 IQRより大きい値と定めます。値13は外れ値ですか。

問題4|度数分布から平均

値2が2個、値4が1個あります。全データの平均を求めなさい。

問題5|分散の別公式

2, 4, 4, 6, 8 の分散を、平方の平均−平均の平方を使って求めなさい。


解答・解説

解答1|相関と因果

相関は同時に変動する関係です。学習時間など第三の要因や個人差を検討しなければ、因果関係や『必ず』という断定はできません。

\[ \boxed{\text{言えない}} \]

解答2|仮説検定の考え方

表だけでなく同程度に極端な裏だけの場合も含めます。この確率は5%未満なので、公平という仮定を疑う根拠になります。

\[ \boxed{p=\frac{1}{64},\quad\text{公平さを疑う}} \]

解答3|外れ値の判断

IQR=4、上側の境界=12。与えられた値は境界より1大きいので外れ値です。

\[ \boxed{\text{外れ値である}} \]

解答4|度数分布から平均

値の単純平均ではなく、値×度数の合計を全度数で割ります。

\[ \boxed{\frac{8}{3}} \]

解答5|分散の別公式

まず各データの平方の平均を求め、そこから平均値の平方を引きます。分母はデータ数5です。

\[ \boxed{\frac{104}{25}} \]

復習記録

得点:____ / 50点 解き直す問題:____ 次回までに確認する公式・条件:____

前の回 / 教材に戻る / 次の回