数学B|統計的な推測 ドリル第13回(定着練習)

注意事項

各問10点(答え4点・途中式または根拠6点)。答えだけでなく理由を書きましょう。解答に示す式と同値の表現も正解です。図形は文中の配置に従って補助図を描いてください。【発展】は行列の学習を深めたい人向けです。

問題

問題1|標本サイズと精度

標本サイズを4倍にすると、母標準偏差が同じ場合に標本平均の標準誤差は何倍になりますか。

問題2|標本調査の偏り

全市民20000人の交通利用を調べるため、自家用車の駐車場だけで100人に聞きました。全市民への推測にどのような問題がありますか。

問題3|信頼区間の意味

同じ方法で標本16個から95%信頼区間を繰り返し作ります。「計算後の区間に、固定した母平均が95%の確率で入る」という解釈を訂正しなさい。

問題4|確率変数と確率分布

公平なコインを4回投げ、表の回数Xを考えます。Xの確率分布の式と、X=1の確率を求めなさい。

問題5|離散分布の期待値・分散

Xは0を確率\(\frac{2}{5}\)、5を確率\(\frac{3}{5}\)で取ります。E(X),V(X)を求めなさい。


解答・解説

解答1|標本サイズと精度

標準誤差はsigma/√nなので、nをa²倍すると1/a倍です。

\[ \boxed{\frac1{2}\text{倍}} \]

解答2|標本調査の偏り

標本サイズが大きくても抽出方法に偏りがあると解消しません。母集団を代表するよう無作為抽出を設計する必要があります。

\[ \boxed{\text{車利用者が選ばれやすい選択の偏り}} \]

解答3|信頼区間の意味

母平均は固定した未知の値、標本と区間が変動します。95%は区間を作る方法の長期的な被覆率を表します。

\[ \boxed{\text{繰り返した区間の約95%が真の母平均を含む}} \]

解答4|確率変数と確率分布

表になる位置をk個選ぶ組合せに、各並びの確率(1/2)^aを掛けます。

\[ \boxed{P(X=k)=\binom{4}{k}2^{-4}\ (k=0,\ldots,4),\quad P(X=1)=\frac{1}{4}} \]

解答5|離散分布の期待値・分散

E(X)=ΣxP(X=x)、E(X²)=a(a+b)。V(X)=E(X²)−E(X)²=abです。

\[ \boxed{E(X)=3,\quad V(X)=6} \]

復習記録

得点:____ / 50点 解き直す問題:____ 次回までに確認する公式・条件:____

前の回 / 教材に戻る / 次の回