津田塾大学 A方式・文系数学選択 数学記述模試 第014回
この回のテストポイント
- 第1問:合同な2円の交点と共通弦
- 第2問:指数方程式・不等式と置換
- 第3問:内積・角度とベクトルの射影
- 第4問:絶対値の和と場合分け
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)/数学B(数列)/数学C(ベクトル)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。基本事項から標準問題まで、各大問の3小問で段階的に確認します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 合同な2円の交点と共通弦(25点)
中心O(0,0)、A(11,0)、半径がともに11の2円を考える。上側の交点をP、下側をQとする。
(1)P,Qの座標を求めなさい。(7点)
(2)共通弦PQの長さを求めなさい。(7点)
(3)三角形OAPの面積を求めなさい。(11点)
第2問 指数方程式・不等式と置換(25点)
\(F(x)=4^x-12\cdot2^x+11\) とする。
(1)F(x)=0を解きなさい。(7点)
(2)F(x)≤0を解きなさい。(7点)
(3)F(x)の最小値と、その値をとるxを求めなさい。(11点)
第3問 内積・角度とベクトルの射影(25点)
とする。
(1)内積と、それぞれの大きさを求めなさい。(7点)
(2)2つのベクトルのなす角の余弦を求めなさい。(7点)
(3)実数tに対し、|a−tb|²の最小値とそのときのtを求めなさい。(11点)
第4問 絶対値の和と場合分け(25点)
\(f(x)=|x-11|+|x+11|\) とする。
(1)絶対値を外し、区間で場合分けして表しなさい。(7点)
(2)最小値と、その値をとるすべてのxを求めなさい。(7点)
(3)不等式 \(f(x)\le 33\) を解きなさい。(11点)
解答・解説
第1問 合同な2円の交点と共通弦
(1)
PもQもOとAから等距離なので、OAの垂直二等分線上にある。横座標は \(\frac{11}{2}\)。直角三角形で三平方の定理を使って高さを求める。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
PQは縦の線分なのでy座標の差をとる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
底辺OAと高さPのy座標を掛けて2で割る。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第2問 指数方程式・不等式と置換
(1)
\(u=2^x>0\) とすると \(u^2-12u+11=(u-1)(u-11)\)。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
置換後の二次式が非正なのは2つの根の間。指数関数の単調性でxの範囲へ戻す。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
平方完成する。頂点のuは正なので元の指数関数でその値を実現できる。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第3問 内積・角度とベクトルの射影
(1)
対応する成分の積の和が内積。大きさは成分の2乗和の平方根。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
内積を2つのベクトルの大きさの積で割る。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
。平方完成して頂点を求める。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第4問 絶対値の和と場合分け
(1)
符号が変わる点は \(-11,11\)。各区間でそれぞれの絶対値の中身の符号を調べる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
中央の区間では一定で、その外側では端点から離れるほど増加する。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
左右の外側で \(-2x\le 33\)、\(2x\le 33\)。中央の区間はすべて条件を満たす。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。