日本大学 文系・数学IIまで 数学記述模試 第071回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)/数学B(数列)/数学C(ベクトル)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。基本事項から標準問題まで、各大問の3小問で段階的に確認します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 対数の真数条件と単調性(25点)

\(F(x)=\log_2x+\log_2(x-26)\) を考える。

(1)定義域を求めなさい。(7点)

(2)\(F(x)=\log_2 1352\) を解きなさい。(7点)

(3)\(F(x)\le\log_2 1352\) を解きなさい。(11点)


第2問 合同な2円の交点と共通弦(25点)

中心O(0,0)、A(26,0)、半径がともに26の2円を考える。上側の交点をP、下側をQとする。

(1)P,Qの座標を求めなさい。(7点)

(2)共通弦PQの長さを求めなさい。(7点)

(3)三角形OAPの面積を求めなさい。(11点)


第3問 内分点・内積・三角形の面積(25点)

A(0,0)、B(52,0)、C(0,52)とする。PはABの中点、QはBCをBQ:QC=1:2に内分する点とする。

(1)P,Qの座標を求めなさい。(7点)

(2)ベクトルAPとAQの内積を求めなさい。(7点)

(3)三角形APQの面積を求めなさい。(11点)


第4問 二次関数の頂点・解・不等式(25点)

実数全体で \(f(x)=x^2-52x+650\) を考える。

(1)平方完成して最小値とそれをとる値を求めなさい。(7点)

(2)方程式f(x)=0の解を求めなさい。(7点)

(3)不等式f(x)≤0を解きなさい。(11点)


解答・解説

第1問 対数の真数条件と単調性

(1)

2つの真数がともに正になる条件の共通範囲をとる。

\[ \boxed{x>26} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

積の対数にまとめると \(x(x-26)=1352\)。2つの根のうち真数条件を満たすものを選ぶ。

\[ \boxed{x=52} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

底が1より大きいため、各対数は定義域内で増加する。等号となる点までが解となる。

\[ \boxed{26<x\le52} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第2問 合同な2円の交点と共通弦

(1)

PもQもOとAから等距離なので、OAの垂直二等分線上にある。横座標は \(13\)。直角三角形で三平方の定理を使って高さを求める。

\[ \boxed{P=(13,13\sqrt{3}),\quad Q=(13,-13\sqrt{3})} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

PQは縦の線分なのでy座標の差をとる。

\[ \boxed{26\sqrt3} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

底辺OAと高さPのy座標を掛けて2で割る。

\[ \boxed{169\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第3問 内分点・内積・三角形の面積

(1)

中点は両端の座標の平均。内分点は2B+Cを3で割る。

\[ \boxed{P=(26,0),\quad Q=(\frac{104}{3},\frac{52}{3})} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

始点Aは原点なので位置ベクトル同士の内積を計算する。

\[ \boxed{\frac{2704}{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

APを底辺にし、Qのy座標を高さにして面積を求める。

\[ \boxed{\frac{676}{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第4問 二次関数の頂点・解・不等式

(1)

\(f(x)=(x-26)^2-26\)。平方は非負なので頂点で最小になる。

\[ \boxed{\min f=-26,\quad x=26} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

\((x-26)^2=26\) より、平方根の正負を両方とる。

\[ \boxed{x=26\pm\sqrt{26}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

上に開く放物線の値が非正になるのは、2つの零点の間(端点を含む)である。

\[ \boxed{26-\sqrt{26}\le x\le 26+\sqrt{26}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。