日本大学 文系・数学IIまで 数学記述模試 第040回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)/数学B(数列)/数学C(ベクトル)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。基本事項から標準問題まで、各大問の3小問で段階的に確認します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 三次関数の増減・接線・定積分(25点)

\(f(x)=x^3-72x^2\) とする。

(1)極大値と極小値を求めなさい。(7点)

(2)\(x=24\) における接線を求めなさい。(7点)

(3)\(\int_0^{72} f(x)\,dx\) を求めなさい。(11点)


第2問 合同な2円の交点と共通弦(25点)

中心O(0,0)、A(24,0)、半径がともに24の2円を考える。上側の交点をP、下側をQとする。

(1)P,Qの座標を求めなさい。(7点)

(2)共通弦PQの長さを求めなさい。(7点)

(3)三角形OAPの面積を求めなさい。(11点)


第3問 内分点・内積・三角形の面積(25点)

A(0,0)、B(48,0)、C(0,48)とする。PはABの中点、QはBCをBQ:QC=1:2に内分する点とする。

(1)P,Qの座標を求めなさい。(7点)

(2)ベクトルAPとAQの内積を求めなさい。(7点)

(3)三角形APQの面積を求めなさい。(11点)


第4問 二次関数の頂点・解・不等式(25点)

実数全体で \(f(x)=x^2-48x+552\) を考える。

(1)平方完成して最小値とそれをとる値を求めなさい。(7点)

(2)方程式f(x)=0の解を求めなさい。(7点)

(3)不等式f(x)≤0を解きなさい。(11点)


解答・解説

第1問 三次関数の増減・接線・定積分

(1)

\(f\prime(x)=3x(x-48)\)。符号を調べるとx=0で極大、x=48で極小。

\[ \boxed{\text{極大値 }0,\quad\text{極小値 }-55296} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

傾きは \(-1728\)、接点のy座標は \(-27648\)。点傾きの式で接線を求める。

\[ \boxed{y=-1728x+13824} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

多項式を項別に積分し、上端と下端の値の差をとる。定積分は符号付きの値である。

\[ \boxed{-2239488} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第2問 合同な2円の交点と共通弦

(1)

PもQもOとAから等距離なので、OAの垂直二等分線上にある。横座標は \(12\)。直角三角形で三平方の定理を使って高さを求める。

\[ \boxed{P=(12,12\sqrt{3}),\quad Q=(12,-12\sqrt{3})} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

PQは縦の線分なのでy座標の差をとる。

\[ \boxed{24\sqrt3} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

底辺OAと高さPのy座標を掛けて2で割る。

\[ \boxed{144\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第3問 内分点・内積・三角形の面積

(1)

中点は両端の座標の平均。内分点は2B+Cを3で割る。

\[ \boxed{P=(24,0),\quad Q=(32,16)} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

始点Aは原点なので位置ベクトル同士の内積を計算する。

\[ \boxed{768} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

APを底辺にし、Qのy座標を高さにして面積を求める。

\[ \boxed{192} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第4問 二次関数の頂点・解・不等式

(1)

\(f(x)=(x-24)^2-24\)。平方は非負なので頂点で最小になる。

\[ \boxed{\min f=-24,\quad x=24} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

\((x-24)^2=24\) より、平方根の正負を両方とる。

\[ \boxed{x=24\pm\sqrt{24}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

上に開く放物線の値が非正になるのは、2つの零点の間(端点を含む)である。

\[ \boxed{24-\sqrt{24}\le x\le 24+\sqrt{24}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。