南山大学 文系・数学I・II・A 数学記述模試 第058回
この回のテストポイント
- 第1問:集合の包含と人数の計算
- 第2問:直角三角形の三角比と内接円
- 第3問:指数方程式・不等式と置換
- 第4問:委員選出と余事象の数え上げ
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・II・Aに絞り、数学B・Cを含めない演習として構成します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 集合の包含と人数の計算(25点)
110人のクラスで、集合Aの人数は66人、集合Bは44人、両方に属する人数は22人とする。
(1)少なくとも一方に属する人数を求めなさい。(7点)
(2)どちらにも属さない人数を求めなさい。(7点)
(3)一方だけに属する人数を求めなさい。(11点)
第2問 直角三角形の三角比と内接円(25点)
直角三角形ABCで角Aが直角、AB=22、AC=44とする。
(1)斜辺BCと角Bの余弦を求めなさい。(7点)
(2)AからBCに下ろした高さを求めなさい。(7点)
(3)内接円の半径を求めなさい。(11点)
第3問 指数方程式・不等式と置換(25点)
\(F(x)=4^x-23\cdot2^x+22\) とする。
(1)F(x)=0を解きなさい。(7点)
(2)F(x)≤0を解きなさい。(7点)
(3)F(x)の最小値と、その値をとるxを求めなさい。(11点)
第4問 委員選出と余事象の数え上げ(25点)
男子22人、女子22人から、区別のない委員3人を選ぶ。
(1)すべての選び方の数を求めなさい。(7点)
(2)女子2人、男子1人の選び方の数を求めなさい。(7点)
(3)男女がともに含まれる選び方の数を求めなさい。(11点)
解答・解説
第1問 集合の包含と人数の計算
(1)
AとBの人数の和では共通部分を2回数えるため1回分引く。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
全体から和集合の人数を引く。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
和集合から共通部分を引く。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第2問 直角三角形の三角比と内接円
(1)
三平方の定理で斜辺を求め、角Bの隣辺ABを斜辺で割る。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
面積は \(484\)。底辺をBCとして面積の等式を立てる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
内心と各頂点を結ぶと、面積は内接円の半径と半周長の積になる。分母を有理化する。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第3問 指数方程式・不等式と置換
(1)
\(u=2^x>0\) とすると \(u^2-23u+22=(u-1)(u-22)\)。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
置換後の二次式が非正なのは2つの根の間。指数関数の単調性でxの範囲へ戻す。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
平方完成する。頂点のuは正なので元の指数関数でその値を実現できる。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第4問 委員選出と余事象の数え上げ
(1)
全員から3人を選ぶ組合せを用いる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
女子から2人を選び、男子から1人を選ぶ。選択を組み合わせるので積をとる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
全員が男子、全員が女子の2つの余事象は重ならない。全体から両方を引く。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。