明治学院大学 文系・数学IIまで 数学記述模試 第082回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)/数学B(数列)/数学C(ベクトル)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。基本事項から標準問題まで、各大問の3小問で段階的に確認します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

前の回 · 全100回の出題内容 · 次の回 · 大学別の一覧


問題

第1問 剰余定理と三次式の因数分解(25点)

\(P(x)=x^3+ax+b\) とし、\(P(11)=0\)、\(P(-11)=2662\) とする。

(1)a,bを求めなさい。(7点)

(2)P(x)=0の解をすべて求めなさい。(7点)

(3)P(x)を \(x-22\) で割った余りを求めなさい。(11点)


第2問 二次方程式の解の符号(25点)

実数tに対し \\(x^2-2tx+121=0\\) を考える。

(1)実数解をもつtの範囲を求めなさい。(7点)

(2)異なる2つの正の実数解をもつtの範囲を求めなさい。(7点)

(3)2つの実数解をα,βとするとき、逆数の和をtで表しなさい。(11点)


第3問 等差数列の一般項・和・境界(25点)

初項11、公差2の等差数列をaₙとする。

(1)一般項を求めなさい。(7点)

(2)初項から第n項までの和を求めなさい。(7点)

(3)\(a_n\ge 33\) となる最小の正の整数nを求めなさい。(11点)


第4問 余弦定理・面積・正弦定理(25点)

三角形ABCでAB=11、AC=22、角A=60°とする。

(1)BCを求めなさい。(7点)

(2)三角形の面積を求めなさい。(7点)

(3)外接円の半径を求めなさい。(11点)


解答・解説

第1問 剰余定理と三次式の因数分解

(1)

2つの条件を代入してa,bの連立一次方程式を解く。

\[ \boxed{a=-242,\quad b=1331} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

\(P(x)=(x-11)\(x^2+11x-121\)\)。残った二次方程式に解の公式を使う。

\[ \boxed{x=11,\frac{11}{2}(-1\pm\sqrt5)} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

一次式で割った余りは、その一次式の零点での多項式の値に等しい。

\[ \boxed{6655} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第2問 二次方程式の解の符号

(1)

判別式は \(4(t^2-121)\)。0以上となる範囲を求める。

\[ \boxed{t\le-11\ \text{または}\ t\ge11} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

解の積は正で、和が正なら両方正になる。重解を除くため判別式は正とする。

\[ \boxed{t>11} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

解の積は \(121\)、和は2t。積が0ではないので逆数が定義できる。

\[ \boxed{\frac1\alpha+\frac1\beta=\frac{2t}{121}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第3問 等差数列の一般項・和・境界

(1)

初項に公差のn−1倍を加える。

\[ \boxed{a_n=11+2(n-1)} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

初項と末項の平均に項数を掛ける。

\[ \boxed{S_n=n(n+10)} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

一般項を代入してnの不等式を解き、最小の整数を選ぶ。

\[ \boxed{12} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第4問 余弦定理・面積・正弦定理

(1)

余弦定理で \(BC^2=121+484-484\cos60^\circ\)。

\[ \boxed{11\sqrt3} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

2辺とその間の角から、辺の積と正弦の半分で面積を計算する。

\[ \boxed{\frac{121}{2}\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

正弦定理で、BCを角Aの正弦の2倍で割る。

\[ \boxed{11} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。