國學院大學 数学①・数学I・A 数学記述模試 第080回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 集合の包含と人数の計算(34点)

50人のクラスで、集合Aの人数は30人、集合Bは20人、両方に属する人数は10人とする。

(1)少なくとも一方に属する人数を求めなさい。(10点)

(2)どちらにも属さない人数を求めなさい。(10点)

(3)一方だけに属する人数を求めなさい。(14点)


第2問 データの変換と分散(33点)

5個のデータは \(8,9,10,11,12\) である。分散は偏差の2乗の平均で定義する。各データxをy=2x+3に変換する。

(1)元のデータの平均・分散を求めなさい。(9点)

(2)変換後の平均・分散を求めなさい。(9点)

(3)元のデータと変換後のデータの相関係数を求め、符号の理由を説明しなさい。(15点)


第3問 合同な2円の交点と共通弦(33点)

中心O(0,0)、A(10,0)、半径がともに10の2円を考える。上側の交点をP、下側をQとする。

(1)P,Qの座標を求めなさい。(9点)

(2)共通弦PQの長さを求めなさい。(9点)

(3)三角形OAPの面積を求めなさい。(15点)


解答・解説

第1問 集合の包含と人数の計算

(1)

AとBの人数の和では共通部分を2回数えるため1回分引く。

\[ \boxed{40} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(2)

全体から和集合の人数を引く。

\[ \boxed{10} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(3)

和集合から共通部分を引く。

\[ \boxed{30} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。

第2問 データの変換と分散

(1)

平均は中央の \(10\)。偏差は −2,−1,0,1,2 なので2乗和を5で割る。

\[ \boxed{\bar x=10,\quad V_x=2} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

平均は同じ一次式で変換され、各偏差は2倍になる。偏差の2乗の平均は4倍になる。

\[ \boxed{\bar y=23,\quad V_y=8} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

共分散は元の分散の2倍。標準偏差の積も元の分散の2倍であり、正の傾きの完全な直線関係となる。

\[ \boxed{r=1} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。

第3問 合同な2円の交点と共通弦

(1)

PもQもOとAから等距離なので、OAの垂直二等分線上にある。横座標は \(5\)。直角三角形で三平方の定理を使って高さを求める。

\[ \boxed{P=(5,5\sqrt{3}),\quad Q=(5,-5\sqrt{3})} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

PQは縦の線分なのでy座標の差をとる。

\[ \boxed{10\sqrt3} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

底辺OAと高さPのy座標を掛けて2で割る。

\[ \boxed{25\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。