國學院大學 数学①・数学I・A 数学記述模試 第032回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 解と係数の関係と対称式(34点)

方程式 \\(x^2-15x+50=0\\) の2解をα,βとする。

(1)2解を求めなさい。(10点)

(2)解の2乗の和を求めなさい。(10点)

(3)解の差の絶対値と逆数の和を求めなさい。(14点)


第2問 直角三角形の三角比と内接円(33点)

直角三角形ABCで角Aが直角、AB=5、AC=10とする。

(1)斜辺BCと角Bの余弦を求めなさい。(9点)

(2)AからBCに下ろした高さを求めなさい。(9点)

(3)内接円の半径を求めなさい。(15点)


第3問 反復試行と条件付き確率(33点)

公平な硬貨を5回投げる。表の回数をXとする。

(1)表がちょうど2回出る確率を求めなさい。(9点)

(2)表が少なくとも1回出る確率を求めなさい。(9点)

(3)表が少なくとも1回出たという条件で、ちょうど2回出た確率を求めなさい。(15点)


解答・解説

第1問 解と係数の関係と対称式

(1)

\((x-5)(x-10)=0\) と因数分解する。

\[ \boxed{\alpha,\beta=5,10} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(2)

解の和の2乗から解の積の2倍を引いても計算できる。

\[ \boxed{125} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(3)

2解を代入し、差の絶対値をとる。逆数の和は解の和を積で割る。

\[ \boxed{|\alpha-\beta|=5,\quad\frac1\alpha+\frac1\beta=\frac{3}{10}} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。

第2問 直角三角形の三角比と内接円

(1)

三平方の定理で斜辺を求め、角Bの隣辺ABを斜辺で割る。

\[ \boxed{BC=5\sqrt5,\quad\cos B=\frac1{\sqrt5}} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

面積は \(25\)。底辺をBCとして面積の等式を立てる。

\[ \boxed{2\sqrt{5}} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

内心と各頂点を結ぶと、面積は内接円の半径と半周長の積になる。分母を有理化する。

\[ \boxed{r=\frac{5}{2}(3-\sqrt5)} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。

第3問 反復試行と条件付き確率

(1)

表が出る2回を選ぶ方法は \(5\) 個の位置から2個選ぶ組合せ。各列の確率は同じ。

\[ \boxed{\frac{5}{16}} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

余事象はすべて裏である1列。全体からこの確率を引く。

\[ \boxed{\frac{31}{32}} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

ちょうど2回表が出る事象は条件の事象に含まれるので、前2問の確率の比をとる。

\[ \boxed{\frac{10}{31}} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。