國學院大學 数学①・数学I・A 数学記述模試 第003回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 整数を選ぶ確率と条件付き確率(34点)

1から18までの整数が1枚ずつ書かれたカードから、1枚を等確率で選ぶ。Aを偶数が出る事象、Bを9より大きい数が出る事象とする。

(1)P(A),P(B)を求めなさい。(10点)

(2)P(A∩B)を求めなさい。(10点)

(3)P(A|B)を求め、AとBが独立かどうか判定しなさい。(14点)


第2問 二次方程式の解の符号(33点)

実数tに対し \\(x^2-2tx+81=0\\) を考える。

(1)実数解をもつtの範囲を求めなさい。(9点)

(2)異なる2つの正の実数解をもつtの範囲を求めなさい。(9点)

(3)2つの実数解をα,βとするとき、逆数の和をtで表しなさい。(15点)


第3問 委員選出と余事象の数え上げ(33点)

男子9人、女子9人から、区別のない委員3人を選ぶ。

(1)すべての選び方の数を求めなさい。(9点)

(2)女子2人、男子1人の選び方の数を求めなさい。(9点)

(3)男女がともに含まれる選び方の数を求めなさい。(15点)


解答・解説

第1問 整数を選ぶ確率と条件付き確率

(1)

偶数はk個、上半分の数もk個。全体は2k枚。

\[ \boxed{P(A)=P(B)=\frac12} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(2)

共通部分の偶数の個数は \(9-\lfloor9/2\rfloor\)。全体の枚数で割る。

\[ \boxed{\frac{5}{18}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(3)

条件付き確率は共通部分の確率をP(B)で割る。これがP(A)=1/2と等しい条件を調べる。

\[ \boxed{P(A\mid B)=\frac{5}{9},\quad\text{独立ではない}} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。

第2問 二次方程式の解の符号

(1)

判別式は \(4(t^2-81)\)。0以上となる範囲を求める。

\[ \boxed{t\le-9\ \text{または}\ t\ge9} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

解の積は正で、和が正なら両方正になる。重解を除くため判別式は正とする。

\[ \boxed{t>9} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

解の積は \(81\)、和は2t。積が0ではないので逆数が定義できる。

\[ \boxed{\frac1\alpha+\frac1\beta=\frac{2t}{81}} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。

第3問 委員選出と余事象の数え上げ

(1)

全員から3人を選ぶ組合せを用いる。

\[ \boxed{816} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

女子から2人を選び、男子から1人を選ぶ。選択を組み合わせるので積をとる。

\[ \boxed{324} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

全員が男子、全員が女子の2つの余事象は重ならない。全体から両方を引く。

\[ \boxed{648} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。