國學院大學 文系・数学IIまで 数学記述模試 第028回
この回のテストポイント
- 第1問:反復試行と条件付き確率
- 第2問:絶対値の和と場合分け
- 第3問:内分点・内積・三角形の面積
- 第4問:対数の真数条件と単調性
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)/数学B(数列)/数学C(ベクトル)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。基本事項から標準問題まで、各大問の3小問で段階的に確認します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 反復試行と条件付き確率(25点)
公平な硬貨を19回投げる。表の回数をXとする。
(1)表がちょうど2回出る確率を求めなさい。(7点)
(2)表が少なくとも1回出る確率を求めなさい。(7点)
(3)表が少なくとも1回出たという条件で、ちょうど2回出た確率を求めなさい。(11点)
第2問 絶対値の和と場合分け(25点)
\(f(x)=|x-19|+|x+19|\) とする。
(1)絶対値を外し、区間で場合分けして表しなさい。(7点)
(2)最小値と、その値をとるすべてのxを求めなさい。(7点)
(3)不等式 \(f(x)\le 57\) を解きなさい。(11点)
第3問 内分点・内積・三角形の面積(25点)
A(0,0)、B(38,0)、C(0,38)とする。PはABの中点、QはBCをBQ:QC=1:2に内分する点とする。
(1)P,Qの座標を求めなさい。(7点)
(2)ベクトルAPとAQの内積を求めなさい。(7点)
(3)三角形APQの面積を求めなさい。(11点)
第4問 対数の真数条件と単調性(25点)
\(F(x)=\log_2x+\log_2(x-19)\) を考える。
(1)定義域を求めなさい。(7点)
(2)\(F(x)=\log_2 722\) を解きなさい。(7点)
(3)\(F(x)\le\log_2 722\) を解きなさい。(11点)
解答・解説
第1問 反復試行と条件付き確率
(1)
表が出る2回を選ぶ方法は \(19\) 個の位置から2個選ぶ組合せ。各列の確率は同じ。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
余事象はすべて裏である1列。全体からこの確率を引く。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
ちょうど2回表が出る事象は条件の事象に含まれるので、前2問の確率の比をとる。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第2問 絶対値の和と場合分け
(1)
符号が変わる点は \(-19,19\)。各区間でそれぞれの絶対値の中身の符号を調べる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
中央の区間では一定で、その外側では端点から離れるほど増加する。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
左右の外側で \(-2x\le 57\)、\(2x\le 57\)。中央の区間はすべて条件を満たす。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第3問 内分点・内積・三角形の面積
(1)
中点は両端の座標の平均。内分点は2B+Cを3で割る。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
始点Aは原点なので位置ベクトル同士の内積を計算する。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
APを底辺にし、Qのy座標を高さにして面積を求める。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第4問 対数の真数条件と単調性
(1)
2つの真数がともに正になる条件の共通範囲をとる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
積の対数にまとめると \(x(x-19)=722\)。2つの根のうち真数条件を満たすものを選ぶ。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
底が1より大きいため、各対数は定義域内で増加する。等号となる点までが解となる。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。