関西医科大学 看護学部・数学I・A 数学記述模試 第099回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 余弦定理・面積・正弦定理(34点)

三角形ABCでAB=19、AC=38、角A=60°とする。

(1)BCを求めなさい。(10点)

(2)三角形の面積を求めなさい。(10点)

(3)外接円の半径を求めなさい。(14点)


第2問 二次関数の頂点・解・不等式(33点)

実数全体で \(f(x)=x^2-38x+342\) を考える。

(1)平方完成して最小値とそれをとる値を求めなさい。(9点)

(2)方程式f(x)=0の解を求めなさい。(9点)

(3)不等式f(x)≤0を解きなさい。(15点)


第3問 整数を選ぶ確率と条件付き確率(33点)

1から38までの整数が1枚ずつ書かれたカードから、1枚を等確率で選ぶ。Aを偶数が出る事象、Bを19より大きい数が出る事象とする。

(1)P(A),P(B)を求めなさい。(9点)

(2)P(A∩B)を求めなさい。(9点)

(3)P(A|B)を求め、AとBが独立かどうか判定しなさい。(15点)


解答・解説

第1問 余弦定理・面積・正弦定理

(1)

余弦定理で

\[ BC^2=361+1444-1444\cos60^\circ \]

。

\[ \boxed{19\sqrt3} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(2)

2辺とその間の角から、辺の積と正弦の半分で面積を計算する。

\[ \boxed{\frac{361}{2}\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(3)

正弦定理で、BCを角Aの正弦の2倍で割る。

\[ \boxed{19} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。

第2問 二次関数の頂点・解・不等式

(1)

\(f(x)=(x-19)^2-19\)。平方は非負なので頂点で最小になる。

\[ \boxed{\min f=-19,\quad x=19} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

\((x-19)^2=19\) より、平方根の正負を両方とる。

\[ \boxed{x=19\pm\sqrt{19}} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

上に開く放物線の値が非正になるのは、2つの零点の間(端点を含む)である。

\[ \boxed{19-\sqrt{19}\le x\le 19+\sqrt{19}} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。

第3問 整数を選ぶ確率と条件付き確率

(1)

偶数はk個、上半分の数もk個。全体は2k枚。

\[ \boxed{P(A)=P(B)=\frac12} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

共通部分の偶数の個数は \(19-\lfloor19/2\rfloor\)。全体の枚数で割る。

\[ \boxed{\frac{5}{19}} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

条件付き確率は共通部分の確率をP(B)で割る。これがP(A)=1/2と等しい条件を調べる。

\[ \boxed{P(A\mid B)=\frac{10}{19},\quad\text{独立ではない}} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。