関西医科大学 看護学部・数学I・A 数学記述模試 第028回
この回のテストポイント
- 第1問:合同な2円の交点と共通弦
- 第2問:データの変換と分散
- 第3問:三角比と扇形の面積
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 合同な2円の交点と共通弦(34点)
中心O(0,0)、A(32,0)、半径がともに32の2円を考える。上側の交点をP、下側をQとする。
(1)P,Qの座標を求めなさい。(10点)
(2)共通弦PQの長さを求めなさい。(10点)
(3)三角形OAPの面積を求めなさい。(14点)
第2問 データの変換と分散(33点)
5個のデータは \(30,31,32,33,34\) である。分散は偏差の2乗の平均で定義する。各データxをy=2x+3に変換する。
(1)元のデータの平均・分散を求めなさい。(9点)
(2)変換後の平均・分散を求めなさい。(9点)
(3)元のデータと変換後のデータの相関係数を求め、符号の理由を説明しなさい。(15点)
第3問 三角比と扇形の面積(33点)
半径32、中心角120°の扇形OABを考える。
(1)弧ABの長さを求めなさい。(9点)
(2)扇形の面積を求めなさい。(9点)
(3)弧と弦に囲まれる弓形の面積を求めなさい。(15点)
解答・解説
第1問 合同な2円の交点と共通弦
(1)
PもQもOとAから等距離なので、OAの垂直二等分線上にある。横座標は \(16\)。直角三角形で三平方の定理を使って高さを求める。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。
(2)
PQは縦の線分なのでy座標の差をとる。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。
(3)
底辺OAと高さPのy座標を掛けて2で割る。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。
第2問 データの変換と分散
(1)
平均は中央の \(32\)。偏差は −2,−1,0,1,2 なので2乗和を5で割る。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(2)
平均は同じ一次式で変換され、各偏差は2倍になる。偏差の2乗の平均は4倍になる。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(3)
共分散は元の分散の2倍。標準偏差の積も元の分散の2倍であり、正の傾きの完全な直線関係となる。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。
第3問 三角比と扇形の面積
(1)
中心角は円周全体の1/3なので円周の1/3をとる。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(2)
扇形の面積も円の面積の1/3となる。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(3)
扇形から三角形OABの面積を引く。三角形の面積は半径の2乗と120°の正弦の積の半分。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。