関西医科大学 看護学部・数学I・A 数学記述模試 第014回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 余弦定理・面積・正弦定理(34点)

三角形ABCでAB=8、AC=16、角A=60°とする。

(1)BCを求めなさい。(10点)

(2)三角形の面積を求めなさい。(10点)

(3)外接円の半径を求めなさい。(14点)


第2問 絶対値の和と場合分け(33点)

\(f(x)=|x-8|+|x+8|\) とする。

(1)絶対値を外し、区間で場合分けして表しなさい。(9点)

(2)最小値と、その値をとるすべてのxを求めなさい。(9点)

(3)不等式 \(f(x)\le 24\) を解きなさい。(15点)


第3問 三角比と扇形の面積(33点)

半径8、中心角120°の扇形OABを考える。

(1)弧ABの長さを求めなさい。(9点)

(2)扇形の面積を求めなさい。(9点)

(3)弧と弦に囲まれる弓形の面積を求めなさい。(15点)


解答・解説

第1問 余弦定理・面積・正弦定理

(1)

余弦定理で \(BC^2=64+256-256\cos60^\circ\)。

\[ \boxed{8\sqrt3} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(2)

2辺とその間の角から、辺の積と正弦の半分で面積を計算する。

\[ \boxed{32\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。

(3)

正弦定理で、BCを角Aの正弦の2倍で割る。

\[ \boxed{8} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。

第2問 絶対値の和と場合分け

(1)

符号が変わる点は \(-8,8\)。各区間でそれぞれの絶対値の中身の符号を調べる。

\[ \boxed{f(x)=\begin{cases}-2x&x<-8\\16&-8\le x\le8\\2x&x>8\end{cases}} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

中央の区間では一定で、その外側では端点から離れるほど増加する。

\[ \boxed{\min f=16,\quad -8\le x\le8} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

左右の外側で \(-2x\le 24\)、\(2x\le 24\)。中央の区間はすべて条件を満たす。

\[ \boxed{-12\le x\le 12} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。

第3問 三角比と扇形の面積

(1)

中心角は円周全体の1/3なので円周の1/3をとる。

\[ \boxed{\frac{16}{3}\pi} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(2)

扇形の面積も円の面積の1/3となる。

\[ \boxed{\frac{64}{3}\pi} \]

採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。

(3)

扇形から三角形OABの面積を引く。三角形の面積は半径の2乗と120°の正弦の積の半分。

\[ \boxed{\frac{64}{3}\pi-16\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。