関西医科大学 看護学部・数学I・A 数学記述模試 第004回
この回のテストポイント
- 第1問:余弦定理・面積・正弦定理
- 第2問:データの変換と分散
- 第3問:2群のデータを合わせた平均と分散
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 余弦定理・面積・正弦定理(34点)
三角形ABCでAB=18、AC=36、角A=60°とする。
(1)BCを求めなさい。(10点)
(2)三角形の面積を求めなさい。(10点)
(3)外接円の半径を求めなさい。(14点)
第2問 データの変換と分散(33点)
5個のデータは \(16,17,18,19,20\) である。分散は偏差の2乗の平均で定義する。各データxをy=2x+3に変換する。
(1)元のデータの平均・分散を求めなさい。(9点)
(2)変換後の平均・分散を求めなさい。(9点)
(3)元のデータと変換後のデータの相関係数を求め、符号の理由を説明しなさい。(15点)
第3問 2群のデータを合わせた平均と分散(33点)
それぞれ18個のデータをもつ2群がある。第1群の平均は18、第2群の平均は20、両群の分散は1である。
(1)全データの平均を求めなさい。(9点)
(2)各群の平均を中心とする偏差の2乗和を求めなさい。(9点)
(3)全データの分散を求めなさい。(15点)
解答・解説
第1問 余弦定理・面積・正弦定理
(1)
余弦定理で
。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。
(2)
2辺とその間の角から、辺の積と正弦の半分で面積を計算する。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。
(3)
正弦定理で、BCを角Aの正弦の2倍で割る。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。
第2問 データの変換と分散
(1)
平均は中央の \(18\)。偏差は −2,−1,0,1,2 なので2乗和を5で割る。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(2)
平均は同じ一次式で変換され、各偏差は2倍になる。偏差の2乗の平均は4倍になる。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(3)
共分散は元の分散の2倍。標準偏差の積も元の分散の2倍であり、正の傾きの完全な直線関係となる。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。
第3問 2群のデータを合わせた平均と分散
(1)
個数が同じなので2つの平均の平均をとる。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(2)
分散は偏差の2乗和を個数で割った値である。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(3)
全体の平均から各群の平均は1ずつ離れている。偏差を展開すると一次の項の和は0。群内分散1に平均間の分散1が加わる。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。