近畿大学 文系・数学IIまで 数学記述模試 第045回
この回のテストポイント
- 第1問:対数の真数条件と単調性
- 第2問:合同な2円の交点と共通弦
- 第3問:等比数列と奇数番目の項の和
- 第4問:二次方程式の解の符号
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)/数学B(数列)/数学C(ベクトル)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。基本事項から標準問題まで、各大問の3小問で段階的に確認します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 対数の真数条件と単調性(25点)
\(F(x)=\log_2x+\log_2(x-24)\) を考える。
(1)定義域を求めなさい。(7点)
(2)\(F(x)=\log_2 1152\) を解きなさい。(7点)
(3)\(F(x)\le\log_2 1152\) を解きなさい。(11点)
第2問 合同な2円の交点と共通弦(25点)
中心O(0,0)、A(24,0)、半径がともに24の2円を考える。上側の交点をP、下側をQとする。
(1)P,Qの座標を求めなさい。(7点)
(2)共通弦PQの長さを求めなさい。(7点)
(3)三角形OAPの面積を求めなさい。(11点)
第3問 等比数列と奇数番目の項の和(25点)
初項24、公比2の等比数列をaₙとする。
(1)一般項を求めなさい。(7点)
(2)初項から第n項までの和を求めなさい。(7点)
(3)最初のn個の奇数番目の項の和を求めなさい。(11点)
第4問 二次方程式の解の符号(25点)
実数tに対し \\(x^2-2tx+576=0\\) を考える。
(1)実数解をもつtの範囲を求めなさい。(7点)
(2)異なる2つの正の実数解をもつtの範囲を求めなさい。(7点)
(3)2つの実数解をα,βとするとき、逆数の和をtで表しなさい。(11点)
解答・解説
第1問 対数の真数条件と単調性
(1)
2つの真数がともに正になる条件の共通範囲をとる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
積の対数にまとめると \(x(x-24)=1152\)。2つの根のうち真数条件を満たすものを選ぶ。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
底が1より大きいため、各対数は定義域内で増加する。等号となる点までが解となる。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第2問 合同な2円の交点と共通弦
(1)
PもQもOとAから等距離なので、OAの垂直二等分線上にある。横座標は \(12\)。直角三角形で三平方の定理を使って高さを求める。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
PQは縦の線分なのでy座標の差をとる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
底辺OAと高さPのy座標を掛けて2で割る。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第3問 等比数列と奇数番目の項の和
(1)
初項に公比のn−1乗を掛ける。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
和に公比を掛けて元の和を引くと、中間の項が消える。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
奇数番目の項の列は初項が同じで公比4の等比数列となる。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第4問 二次方程式の解の符号
(1)
判別式は \(4(t^2-576)\)。0以上となる範囲を求める。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
解の積は正で、和が正なら両方正になる。重解を除くため判別式は正とする。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
解の積は \(576\)、和は2t。積が0ではないので逆数が定義できる。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。