順天堂大学 国際教養・数学I・A 数学記述模試 第082回
この回のテストポイント
- 第1問:整数を選ぶ確率と条件付き確率
- 第2問:余弦定理・面積・正弦定理
- 第3問:二次方程式の解の符号
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・Aに絞り、二次関数・データの分析・三角比・場合の数と確率を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 整数を選ぶ確率と条件付き確率(34点)
1から58までの整数が1枚ずつ書かれたカードから、1枚を等確率で選ぶ。Aを偶数が出る事象、Bを29より大きい数が出る事象とする。
(1)P(A),P(B)を求めなさい。(10点)
(2)P(A∩B)を求めなさい。(10点)
(3)P(A|B)を求め、AとBが独立かどうか判定しなさい。(14点)
第2問 余弦定理・面積・正弦定理(33点)
三角形ABCでAB=29、AC=58、角A=60°とする。
(1)BCを求めなさい。(9点)
(2)三角形の面積を求めなさい。(9点)
(3)外接円の半径を求めなさい。(15点)
第3問 二次方程式の解の符号(33点)
実数tに対し \\(x^2-2tx+841=0\\) を考える。
(1)実数解をもつtの範囲を求めなさい。(9点)
(2)異なる2つの正の実数解をもつtの範囲を求めなさい。(9点)
(3)2つの実数解をα,βとするとき、逆数の和をtで表しなさい。(15点)
解答・解説
第1問 整数を選ぶ確率と条件付き確率
(1)
偶数はk個、上半分の数もk個。全体は2k枚。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。
(2)
共通部分の偶数の個数は \(29-\lfloor29/2\rfloor\)。全体の枚数で割る。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に5点。
(3)
条件付き確率は共通部分の確率をP(B)で割る。これがP(A)=1/2と等しい条件を調べる。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に7点。
第2問 余弦定理・面積・正弦定理
(1)
余弦定理で
。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(2)
2辺とその間の角から、辺の積と正弦の半分で面積を計算する。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(3)
正弦定理で、BCを角Aの正弦の2倍で割る。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。
第3問 二次方程式の解の符号
(1)
判別式は \(4(t^2-841)\)。0以上となる範囲を求める。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(2)
解の積は正で、和が正なら両方正になる。重解を除くため判別式は正とする。
採点の目安:考え方と立式に4点、結論と条件の確認に5点。
(3)
解の積は \(841\)、和は2t。積が0ではないので逆数が定義できる。
採点の目安:考え方と立式に7点、結論と条件の確認に8点。