福岡大学 文系・数学I・II・A 数学記述模試 第098回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・II・Aに絞り、数学B・Cを含めない演習として構成します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

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問題

第1問 余弦定理・面積・正弦定理(25点)

三角形ABCでAB=25、AC=50、角A=60°とする。

(1)BCを求めなさい。(7点)

(2)三角形の面積を求めなさい。(7点)

(3)外接円の半径を求めなさい。(11点)


第2問 三次関数の増減・接線・定積分(25点)

\(f(x)=x^3-75x^2\) とする。

(1)極大値と極小値を求めなさい。(7点)

(2)\(x=25\) における接線を求めなさい。(7点)

(3)\(\int_0^{75} f(x)\,dx\) を求めなさい。(11点)


第3問 二次関数の頂点・解・不等式(25点)

実数全体で \(f(x)=x^2-50x+600\) を考える。

(1)平方完成して最小値とそれをとる値を求めなさい。(7点)

(2)方程式f(x)=0の解を求めなさい。(7点)

(3)不等式f(x)≤0を解きなさい。(11点)


第4問 2群のデータを合わせた平均と分散(25点)

それぞれ25個のデータをもつ2群がある。第1群の平均は25、第2群の平均は27、両群の分散は1である。

(1)全データの平均を求めなさい。(7点)

(2)各群の平均を中心とする偏差の2乗和を求めなさい。(7点)

(3)全データの分散を求めなさい。(11点)


解答・解説

第1問 余弦定理・面積・正弦定理

(1)

余弦定理で

\[ BC^2=625+2500-2500\cos60^\circ \]

。

\[ \boxed{25\sqrt3} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

2辺とその間の角から、辺の積と正弦の半分で面積を計算する。

\[ \boxed{\frac{625}{2}\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

正弦定理で、BCを角Aの正弦の2倍で割る。

\[ \boxed{25} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第2問 三次関数の増減・接線・定積分

(1)

\(f\prime(x)=3x(x-50)\)。符号を調べるとx=0で極大、x=50で極小。

\[ \boxed{\text{極大値 }0,\quad\text{極小値 }-62500} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

傾きは \(-1875\)、接点のy座標は \(-31250\)。点傾きの式で接線を求める。

\[ \boxed{y=-1875x+15625} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

多項式を項別に積分し、上端と下端の値の差をとる。定積分は符号付きの値である。

\[ \boxed{-\frac{10546875}{4}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第3問 二次関数の頂点・解・不等式

(1)

\(f(x)=(x-25)^2-25\)。平方は非負なので頂点で最小になる。

\[ \boxed{\min f=-25,\quad x=25} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

\((x-25)^2=25\) より、平方根の正負を両方とる。

\[ \boxed{x=25\pm\sqrt{25}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

上に開く放物線の値が非正になるのは、2つの零点の間(端点を含む)である。

\[ \boxed{25-\sqrt{25}\le x\le 25+\sqrt{25}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第4問 2群のデータを合わせた平均と分散

(1)

個数が同じなので2つの平均の平均をとる。

\[ \boxed{26} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

分散は偏差の2乗和を個数で割った値である。

\[ \boxed{\text{各群 }25,\quad\text{合計 }50} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

全体の平均から各群の平均は1ずつ離れている。偏差を展開すると一次の項の和は0。群内分散1に平均間の分散1が加わる。

\[ \boxed{2} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。