福岡大学 文系・数学I・II・A 数学記述模試 第084回
この回のテストポイント
- 第1問:委員選出と余事象の数え上げ
- 第2問:三次関数の増減・接線・定積分
- 第3問:絶対値の和と場合分け
- 第4問:解と係数の関係と対称式
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・II・Aに絞り、数学B・Cを含めない演習として構成します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 委員選出と余事象の数え上げ(25点)
男子4人、女子4人から、区別のない委員3人を選ぶ。
(1)すべての選び方の数を求めなさい。(7点)
(2)女子2人、男子1人の選び方の数を求めなさい。(7点)
(3)男女がともに含まれる選び方の数を求めなさい。(11点)
第2問 三次関数の増減・接線・定積分(25点)
\(f(x)=x^3-12x^2\) とする。
(1)極大値と極小値を求めなさい。(7点)
(2)\(x=4\) における接線を求めなさい。(7点)
(3)\(\int_0^{12} f(x)\,dx\) を求めなさい。(11点)
第3問 絶対値の和と場合分け(25点)
\(f(x)=|x-4|+|x+4|\) とする。
(1)絶対値を外し、区間で場合分けして表しなさい。(7点)
(2)最小値と、その値をとるすべてのxを求めなさい。(7点)
(3)不等式 \(f(x)\le 12\) を解きなさい。(11点)
第4問 解と係数の関係と対称式(25点)
方程式 \\(x^2-12x+32=0\\) の2解をα,βとする。
(1)2解を求めなさい。(7点)
(2)解の2乗の和を求めなさい。(7点)
(3)解の差の絶対値と逆数の和を求めなさい。(11点)
解答・解説
第1問 委員選出と余事象の数え上げ
(1)
全員から3人を選ぶ組合せを用いる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
女子から2人を選び、男子から1人を選ぶ。選択を組み合わせるので積をとる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
全員が男子、全員が女子の2つの余事象は重ならない。全体から両方を引く。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第2問 三次関数の増減・接線・定積分
(1)
\(f\prime(x)=3x(x-8)\)。符号を調べるとx=0で極大、x=8で極小。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
傾きは \(-48\)、接点のy座標は \(-128\)。点傾きの式で接線を求める。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
多項式を項別に積分し、上端と下端の値の差をとる。定積分は符号付きの値である。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第3問 絶対値の和と場合分け
(1)
符号が変わる点は \(-4,4\)。各区間でそれぞれの絶対値の中身の符号を調べる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
中央の区間では一定で、その外側では端点から離れるほど増加する。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
左右の外側で \(-2x\le 12\)、\(2x\le 12\)。中央の区間はすべて条件を満たす。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第4問 解と係数の関係と対称式
(1)
\((x-4)(x-8)=0\) と因数分解する。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
解の和の2乗から解の積の2倍を引いても計算できる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
2解を代入し、差の絶対値をとる。逆数の和は解の和を積で割る。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。