福岡大学 文系・数学I・II・A 数学記述模試 第048回

この回のテストポイント

試験の条件と取り組み方

この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。

大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。数学I・II・Aに絞り、数学B・Cを含めない演習として構成します。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。

前の回 · 全100回の出題内容 · 次の回 · 大学別の一覧


問題

第1問 余弦定理・面積・正弦定理(25点)

三角形ABCでAB=7、AC=14、角A=60°とする。

(1)BCを求めなさい。(7点)

(2)三角形の面積を求めなさい。(7点)

(3)外接円の半径を求めなさい。(11点)


第2問 円と直線の交点数・弦の長さ(25点)

円 \\(x^2+y^2=49\\) と直線 \(y=x+a\) を考える。

(1)共有点をもつaの範囲を求めなさい。(7点)

(2)接するときのaと接点を求めなさい。(7点)

(3)2交点を結ぶ弦の長さをaで表し、最大値を求めなさい。(11点)


第3問 直角三角形の三角比と内接円(25点)

直角三角形ABCで角Aが直角、AB=7、AC=14とする。

(1)斜辺BCと角Bの余弦を求めなさい。(7点)

(2)AからBCに下ろした高さを求めなさい。(7点)

(3)内接円の半径を求めなさい。(11点)


第4問 解と係数の関係と対称式(25点)

方程式 \\(x^2-21x+98=0\\) の2解をα,βとする。

(1)2解を求めなさい。(7点)

(2)解の2乗の和を求めなさい。(7点)

(3)解の差の絶対値と逆数の和を求めなさい。(11点)


解答・解説

第1問 余弦定理・面積・正弦定理

(1)

余弦定理で \(BC^2=49+196-196\cos60^\circ\)。

\[ \boxed{7\sqrt3} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

2辺とその間の角から、辺の積と正弦の半分で面積を計算する。

\[ \boxed{\frac{49}{2}\sqrt{3}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

正弦定理で、BCを角Aの正弦の2倍で割る。

\[ \boxed{7} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第2問 円と直線の交点数・弦の長さ

(1)

代入すると \\(2x^2+2ax+a^2-49=0\\)。判別式を0以上にする。

\[ \boxed{-7\sqrt2\le a\le7\sqrt2} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

判別式が0のときx=−a/2、y=a/2となる。

\[ \boxed{a=\pm7\sqrt2,\quad P=(-a/2,a/2)} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

原点から直線までの距離は|a|/√2。弦の中点までの距離と半径で直角三角形を作る。

\[ \boxed{L=\sqrt{196-2a^2},\quad\max L=14\ (a=0)} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第3問 直角三角形の三角比と内接円

(1)

三平方の定理で斜辺を求め、角Bの隣辺ABを斜辺で割る。

\[ \boxed{BC=7\sqrt5,\quad\cos B=\frac1{\sqrt5}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

面積は \(49\)。底辺をBCとして面積の等式を立てる。

\[ \boxed{\frac{14}{5}\sqrt{5}} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

内心と各頂点を結ぶと、面積は内接円の半径と半周長の積になる。分母を有理化する。

\[ \boxed{r=\frac{7}{2}(3-\sqrt5)} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。

第4問 解と係数の関係と対称式

(1)

\((x-7)(x-14)=0\) と因数分解する。

\[ \boxed{\alpha,\beta=7,14} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(2)

解の和の2乗から解の積の2倍を引いても計算できる。

\[ \boxed{245} \]

採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。

(3)

2解を代入し、差の絶対値をとる。逆数の和は解の和を積で割る。

\[ \boxed{|\alpha-\beta|=7,\quad\frac1\alpha+\frac1\beta=\frac{3}{14}} \]

採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。