同志社大学 文系・数学IIまで 数学記述模試 第076回
この回のテストポイント
- 第1問:二次関数の頂点・解・不等式
- 第2問:等差数列の一般項・和・境界
- 第3問:空間の垂線と四面体
- 第4問:集合の包含と人数の計算
試験の条件と取り組み方
この模試の演習範囲は数学I(全範囲)/数学A(図形の性質・場合の数と確率)/数学II(全範囲)/数学B(数列・統計的な推測)/数学C(ベクトル)です。問題・解答は独自に作成したものです。途中式、場合分け、証明の根拠も書きなさい。
大学公式の入試情報・公開問題を参照した対策用のオリジナル模試です。標準計算と、条件整理・図形の立式・記述の応用を組み合わせます。演習範囲・時間・大問数・満点・小問配点は本模試の設計です。実際の入試の時間・配点・出題形式を再現したものではありません。資料確認日:2026-10-04。出願時の試験条件は大学の最新募集要項で確認してください。
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問題
第1問 二次関数の頂点・解・不等式(25点)
実数全体で \(f(x)=x^2-10x+20\) を考える。
(1)平方完成して最小値とそれをとる値を求めなさい。(7点)
(2)方程式f(x)=0の解を求めなさい。(7点)
(3)不等式f(x)≤0を解きなさい。(11点)
第2問 等差数列の一般項・和・境界(25点)
初項5、公差2の等差数列をaₙとする。
(1)一般項を求めなさい。(7点)
(2)初項から第n項までの和を求めなさい。(7点)
(3)\(a_n\ge 15\) となる最小の正の整数nを求めなさい。(11点)
第3問 空間の垂線と四面体(25点)
空間で
を考える。
(1)平面ABC上の点の座標が満たす方程式を求めなさい。(7点)
(2)Oから平面ABCに下ろした垂線の足Hと距離OHを求めなさい。(7点)
(3)四面体OABCの体積を2通りに表し、三角形ABCの面積を求めなさい。(11点)
第4問 集合の包含と人数の計算(25点)
25人のクラスで、集合Aの人数は15人、集合Bは10人、両方に属する人数は5人とする。
(1)少なくとも一方に属する人数を求めなさい。(7点)
(2)どちらにも属さない人数を求めなさい。(7点)
(3)一方だけに属する人数を求めなさい。(11点)
解答・解説
第1問 二次関数の頂点・解・不等式
(1)
\(f(x)=(x-5)^2-5\)。平方は非負なので頂点で最小になる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
\((x-5)^2=5\) より、平方根の正負を両方とる。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
上に開く放物線の値が非正になるのは、2つの零点の間(端点を含む)である。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第2問 等差数列の一般項・和・境界
(1)
初項に公差のn−1倍を加える。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
初項と末項の平均に項数を掛ける。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
一般項を代入してnの不等式を解き、最小の整数を選ぶ。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第3問 空間の垂線と四面体
(1)
平面の方程式を \(ux+vy+wz=c\) とおき、3点を代入する。係数は共通倍してよい。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
法線ベクトルは \((6,3,2)\) なので \(H=s(6,3,2)\)。平面の式への代入で \(49s=30\)。距離は \(7s\)。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
底面OABの面積は \(25\)、Cからこの底面までの高さは \(15\) なので体積は \(125\)。一方、ABCを底面とすると \(V=S_{ABC}\cdot OH/3\)。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。
第4問 集合の包含と人数の計算
(1)
AとBの人数の和では共通部分を2回数えるため1回分引く。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(2)
全体から和集合の人数を引く。
採点の目安:考え方と立式に3点、結論と条件の確認に4点。
(3)
和集合から共通部分を引く。
採点の目安:考え方と立式に5点、結論と条件の確認に6点。