早稲田大学系属早稲田実業学校高等部対策 数学模擬試験 第018回

出題範囲と取り組み方

中学数学の発展範囲で解ける高校入試対策です。高校の数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Cは前提にしません。各回の問題と解答・解説は独自作成です。

式の操作・動点・面積比と、整数・場合の数を横断する演習。図形は問題文の条件から自分で図を描き、途中式・場合分け・証明の理由を記述しなさい。長さはcm、面積はcm²、体積はcm³で答えます。円周率はπのまま残します。

学校公式の入試案内(確認日:2026年10月4日)。学校別に学習の重点を設定した対策用オリジナル模試です。時間・大問数・配点・重点分野は本教材の演習設計です。年度別の出題傾向を分析して本番の形式を再現したものではありません。

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問題

第1問 共役な平方根・対称式(20点)

A=\(\sqrt{45}+\sqrt{41}\)、B=\(\sqrt{45}-\sqrt{41}\)とします。

(1)ABを求めなさい。(4点)

(2)A²+B²を求めなさい。(6点)

(3)A⁴+B⁴を求めなさい。(10点)

第2問 放物線上の点・面積比と二次方程式(20点)

放物線y=x²上にA(−41,1681)、B(41,1681)があり、Oは原点です。P(t,t²)は−41<t<41を動きます。

(1)三角形OABの面積を求めなさい。(4点)

(2)三角形PABの面積がOABの\(\frac{4}{5}\)倍となるtをすべて求めなさい。(6点)

(3)そのような2点Pを結ぶ直線の式を求めなさい。(10点)

第3問 円の弦・接線と相似(20点)

中心O、半径45cmの円に弦ABがあります。弦の中点をHとしOH=41cmです。A,Bでの接線の交点をTとします。O,H,Tはこの順に一直線上にあります。

(1)ABの長さを求めなさい。(4点)

(2)OTの長さを、相似の根拠を示して求めなさい。(6点)

(3)TAの長さを求めなさい。(10点)

第4問 整式の割り算・約数と最小値(20点)

4以上の整数nについて\(\frac{n^2+164}n\)が整数になります。

(1)nが満たす約数の条件を説明しなさい。(4点)

(2)可能なnをすべて求めなさい。(6点)

(3)与えられた式の最小値と、そのときのnをすべて求めなさい。(10点)

第5問 整数の確率・重なりと排他的な条件(20点)

1から45までの整数を1個ずつ書いた45枚のカードから、等確率で1枚を選びます。選んだ整数をXとします。

(1)Xが4の倍数でも5の倍数でもある確率を求めなさい。(4点)

(2)Xが4の倍数または5の倍数である確率を求めなさい。(6点)

(3)Xが4の倍数または5の倍数であると分かったとき、その一方だけの倍数である確率を求めなさい。(10点)


解答・解説

第1問

(1)

平方の差からAB=(45)−41です。

答え:\(\boxed{4}\)

採点目安(4点):正しい立式・根拠に2点、結論と条件の確認に2点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

(2)

(A+B)²−2ABを使います。A+B=2√45なので、4×45−2×4です。

答え:\(\boxed{172}\)

採点目安(6点):正しい立式・根拠に3点、結論と条件の確認に3点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

(3)

(A²+B²)²−2(AB)²に帰着します。\(172^2-2\times4^2\)。

答え:\(\boxed{29552}\)

採点目安(10点):正しい立式・根拠に5点、結論と条件の確認に5点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

第2問

(1)

底辺AB=82、高さ=1681なので面積は41³です。

答え:\(\boxed{68921}\)

採点目安(4点):正しい立式・根拠に2点、結論と条件の確認に2点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

(2)

共通底辺から(1681−t²)/1681=4/5。よってt²=\frac{1681}{5}。正負の2解とも区間内です。

答え:\(\boxed{t=\pm\frac{41}{\sqrt{5}}}\)

採点目安(6点):正しい立式・根拠に3点、結論と条件の確認に3点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

(3)

2点のy座標はt²で一致するので、水平な直線です。

答え:\(\boxed{y=\frac{1681}{5}}\)

採点目安(10点):正しい立式・根拠に5点、結論と条件の確認に5点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

第3問

(1)

OH⊥ABなのでAH²=2025−1681=344。弦はAHの2倍です。

答え:\(\boxed{2\sqrt{344}}\)

採点目安(4点):正しい立式・根拠に2点、結論と条件の確認に2点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

(2)

OA⊥AT、OH⊥AH、∠AOT=∠HOAなので△OAT∽△OHA。OT/OA=OA/OHからOT=OA²/OHです。

答え:\(\boxed{\frac{2025}{41}}\)

採点目安(6点):正しい立式・根拠に3点、結論と条件の確認に3点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

(3)

TA²=OT²−OA²=2025(2025−1681)/1681。正の平方根を採ります。

答え:\(\boxed{\frac{45}{41}\sqrt{344}}\)

採点目安(10点):正しい立式・根拠に5点、結論と条件の確認に5点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

第4問

(1)

式はn+164/nなので、nが整数なら残る164/nも整数であることが必要十分です。つまりnは164の正の約数です。

答え:\(\boxed{n\mid 164}\)

採点目安(4点):正しい立式・根拠に2点、結論と条件の確認に2点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

(2)

164の正の約数を小さい順に調べ、4以上という条件を満たすものを挙げます。

答え:\(\boxed{4,41,82,164}\)

採点目安(6点):正しい立式・根拠に3点、結論と条件の確認に3点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

(3)

a+bでab=164です。(a+b)²=(a−b)²+656だから、差の絶対値が最小の約数の組で最小になります。(2)の約数を比べると該当するnは[4, 41]です。

答え:\(\boxed{45,\ n=4,41}\)

採点目安(10点):正しい立式・根拠に5点、結論と条件の確認に5点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

第5問

(1)

連続する整数は互いに素なので両方の倍数は20の倍数で、2個です。

答え:\(\boxed{\frac{2}{45}}\)

採点目安(4点):正しい立式・根拠に2点、結論と条件の確認に2点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

(2)

4の倍数11個と5の倍数9個を足し、二重に数えた公倍数2個を1回引くと18個です。

答え:\(\boxed{\frac{2}{5}}\)

採点目安(6点):正しい立式・根拠に3点、結論と条件の確認に3点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

(3)

条件の標本は18個。このうち重なりの2個を除いた16個が一方だけです。

答え:\(\boxed{\frac{8}{9}}\)

採点目安(10点):正しい立式・根拠に5点、結論と条件の確認に5点。証明問題は論理が結論までつながれば満点。

復習記録

大問得点 / 20間違えた条件・次に確かめること
第1問
第2問
第3問
第4問
第5問

合計:__ / 100点。解き直しでは答えを隠して、式や図を作るところから取り組みます。