第22章 標本調査 | 中1から始める数学ドリル

取り組み方と採点

目安は30分です。作図や証明で時間がかかっても、まず理由を考えることを優先しましょう。ノート・鉛筆・定規を用意し、作図にはコンパス、グラフには方眼紙を使います。円周率はπのまま答えます。

各問10点、合計80点。複数の答えを求める問は、すべて合って10点です。説明・証明・作図は、解答の条件と理由がそろえば10点とし、同じ意味の表現も正解です。学習用の自己採点では途中までの正解は記録し、点数は0点または10点で付けます。

問題

問1

工場の製品5000個のうち、無作為に選んだ100個を調べます。母集団と標本を答えなさい。

問2

電球を点灯し続け、切れるまでの寿命を調べたいとき、販売予定品の全数調査と標本調査のどちらが適しますか。理由も答えなさい。

問3

学校全体の読書時間を調べるため、図書委員だけに聞きました。問題点を答えなさい。

問4

名簿600人から60人を無作為に選ぶ方法を1つ説明しなさい。

問5

全生徒800人から無作為に80人選ぶと、自転車通学者が28人でした。全体の自転車通学者数を推定しなさい。

問6

製品2400個から無作為に120個調べ、3個が不良品でした。全体の不良品数を推定しなさい。

問7

池の魚50匹に印を付けて戻し、十分に混ざった後、無作為に40匹捕まえると印付きが5匹でした。印が消えず、魚の出入りがなく、捕まりやすさも同じとして総数を推定しなさい。

問8

標本調査から賛成者が約300人と推定されました。「正確に300人」と発表してよいですか。理由も答えなさい。

解答・解説

問1

母集団は製品5000個全体、標本は選ばれた100個です。

問2

標本調査です。全数を寿命まで使うと販売できなくなるためです。

問3

読書への関心が高い人に偏る可能性があり、学校全体を代表するとは限りません。

問4

全員に1〜600の番号を付け、乱数で異なる60番号を選びます。すべての人が同じ確率で選ばれるようにします。

問5

800×28÷80=280より約280人です。

問6

2400×3÷120=60より約60個です。

問7

全体の印付き割合を5/40と見積もります。総数をNとすると50/N=5/40。N=400より約400匹です。

問8

よくありません。調べたのは一部で、標本によるばらつきがあるためです。選び方と標本数を示し、「約300人と推定」と表現します。

振り返り

  • 60〜80点:間違えた問を翌日に解き直して、次の章へ進みましょう。
  • 40〜50点:関連教材の例題に戻り、間違えた問を解き直しましょう。
  • 0〜30点:前提となる「第7・13章:相対度数・確率」を復習してから再挑戦しましょう。
    記録:実施日__年__月__日/得点__点/解き直す問題番号__/再挑戦日__。